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2009/11/25

共有の森ファンド

今日のNHK福祉ネットワーク見ましたか?
朝刊のテレビ欄で知ったので、事前に告知出来なかったのですが、いやはやビックリの内容でした。

(再放送は12月2日(水曜日)見逃した人はぜひ!)

こんなことをしている人がいるなんて全く知らなかったし、しかも僕と同じ35歳。
簡単に思いつきそうなアイディアですが、それを実行する勇気は普通はないでしょう。


どんな番組だったのかは、リンク先を見てほしいのですが一部を引用します。

岡山県西粟倉村に、森の再生を請け負う社会起業家がいる。
牧大介さん、35才。
大手シンクタンクで働いていた牧さんは、荒廃していく日本の森の現状を知 り、自ら問題を解決するために株式会社を設立。
間伐(かんばつ)材を使った製品の開発や販売を行うと同時に、都会の人から投資を募り、その資金で地方の森 を守る独自の「投資ファンド」を考案。
集めた資金で間伐材を切り出す大型機械を購入し、地元の森林組合にレンタルすることで確実に運用するビジネスモデル で取り組んでいる。
さらに、投資家たちを村に招き、地元住民と交流してもらうことで地域全体を活性化していくのも牧さんたちの狙いだ。
地方の森と地域を守 るために奔走(ほんそう)する社会起業家・牧大介さんたちの現場を見つめる。


このファンドに投資している人は番組によると約200人ですでに1800万ほど集まっているそうです。
これってスゴイことだよね。
ひと昔前、エコファンドなんていうのが流行ったことがあったと思うけど、これこそが本当の意味でのエコファンドでしょ。


僕は吉野の山守はお客さん(山主)の資産(山林)を運用する(手入れをする)ファンドマネージャーだと思っていて(→林業ファンド: 出来杉計画)、こういったお金の回り方に関心があったのですが、この「共有の森ファンド」はお客さんが都会の人達で、利回りも当然ですが、むしろ「目に見えないリターン」つまり喜び、共感、応援といったものを得るために投資しているのが印象的でした。


共有の森ファンドの募集金額は約一億。
現在、世間一般的に良い投資環境とは言えない中、どれくらいの資金が集まるのか。
岡山と言う決して有力な林業地とは言えない地域からの大胆な試み。
これが成功したら、日本の林業は大きく動くのかもしれない。
もちろん、どの時点で成功と言えるかは、お金が集まった時なのか、リターンが増えた時なのか、地域雇用が増え森林に手入れが行き届いた時なのか、このあたり難しいけれど、同じような試みが各地で始まった時がそう言えるのではないか。
いま、林業がアツい。

<参考サイト>
tobimushi|共有の森ファンドとは

牧大介ブログ|株式会社トビムシ


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コメント

以前トビムシの方(トビムシが創設される前に)にこの話を聞いた時はビックリしましたよ。

ほんとうに事業として成り立つのか?と思いました。
でも今の日本の森林を考えるとこれぐらの事をしなければ衰退(荒廃)していくだけなんでしょうね。

トビムシの会社の方達はいろんな職種のプロフェッショナルの集まりなんで、我々では考えられない発想やマーケティング、販売路の確保をされるんで時間が掛かるかもしれませんがきっと成功されることと思います。

そういえば以前に上記の方に『吉野にこんな事をしている面白い人がいますよ』と出来杉さんの話をしましたよ。
きっと何時かその人と出来杉さんは出会うんじゃないかと思っています。必然的にね!

投稿: サワダラ | 2009/11/26 18:54

サワダラさんは知ってたんですね。
間伐材の有効利用なんてアイディアは全国で腐るほどあると思うですが、それを投資ファンドという形で運用していくというのがニッチでしたね。
素晴らしいアイディアだと思います。

僕なんかブログをやっているだけで、特別なことはなにもしてないんで、大した事ないんですが、こういう人達に刺激をうけて、とにかくなにか一発バイーンとかましてみたくはなりますね!

投稿: でき杉 | 2009/11/26 20:10

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