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2009/01/15

森林の仕事ガイダンスin大阪2009

今週、うちの村は除雪車が出るほどの雪になっておりまして、いまもちらちらと雪が舞っております。
冬型でここまで降るのは珍しいです。
低気圧によるドカ雪が普通なんだけど。

僕の風邪も5日目にしてやっと身体が動かせるようになったので、雪と風邪、いずれにせよ今週は仕事はできなかったですね。
年末からカリカリバタバタしてたんで、まあゆっくり休めという事かしら。


で、それではガイダンスの報告です!
Img_7796 関西方面のブースは常に人だかり。




Img_7803 奈良県も結構多かった。




Img_7802 Img_7797_2 ジモンさんと奈海さん(と天野さん)




Img_7776 昔の山仕事道具も展示されたけど、これなんだろ?



で、今回は枝打ちの実演がありまして、京北森林組合の柿村さんが実演をおこなっていました。
Img_7790 僕と年齢、経験年数もほぼ同じで、枝打ちについていろいろと意見を交わして、めちゃ勉強になりました。
やっぱ京都北山方面の枝打ちはまたひと味違うね。

その柿村さんの実演の動画。
動画upするの初めてでうまくできてないですが、今後はもっとちゃんとします。
あと柿村さんはこの時初めての実演で要領がまだつかめていなかったみたいです。

そのあたり含めてみて下さい。
(upがうまく出来なかったので、削除しました。スミマセン)

ガイダンス2日目に森林ジャーナリストの田中淳夫さんも来てたので、その報告もどうぞ。
森林の仕事ガイダンス09

林業技術の伝承


で、僕はチェンソーアートの実演を行っていたんだけど、寒風吹きすさぶ中結構な人数の方が見て下さって、役目は果たせたかなと思っています。
肝心の作った作品なんだけど、最後にまとめて写真に撮ろうと思ってたら、すっかり忘れちゃって。。。
いや、もう寒いし、会場の様子は気になるしでわらわらしてたらすっかりね。
一応彫ったのは「看板を持ってるクマ」「干支の丑」「フクロウ」「イノシシ」でした。

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コメント

 ´ω`)ノドモ お久しぶりです。こんばんは~

♪この~木 どぅしたの?気になる木。
実演の為に、会場に搬入されたんでしょうかね?

>やっぱ京都北山方面の枝打ちはまたひと味違うね。

 やっぱりそうなんですか?仕立て方からして違うからな~。
最近の新築住宅は8割以上が洋風建築ですから“丸垂木”の需要は激減でしょうねぇ(カッコイイのになーマルタルキ、伝統工法の衰退、残念!)
 さて、実演者の方は、丁寧に断面を手直しされている様に見えますが、木が杉だけに“差し芽”対策でしょうか?私は杉なら、ほとんど「枝切り鎌」で落としてしまうので、登って鉈打ちした経験がないんですよ。
 こちらでは、杉の枝打ちはあまり施業されなくなりましたね。予算が無いのか、下地材に使えればイイという事なのか、どうか分かりませんが、節があってもおかまいなし。
杉は“落枝木”だから檜の様なとんでもない事にはなりませんから、まあ許せるんですけどね。

投稿: yama | 2009/01/16 23:51

yamaさん、コメントありがとうございます!

この木はまさに実演のために搬入されました!
柿村さんは「枝がふといなあ」といってましたが。

京都と言えば天然砥石の産地ということで、ヨキの研ぎ方もより丁寧でしたし、やっぱり杉枝は鎌を使っていて、登りながらパチンパチンと伐っていくそうです(言葉じゃ説明出来ない!)


>丁寧に断面を手直しされている様に見えますが、木が杉だけに“差し芽”対策でしょうか

そのようです。

吉野でも杉は打たなくなりました。
もちろん年数の行ったものだけですが。

北山もキビシイと言っておりました_| ̄|○
模範とされて来たところほど厳しいような気が。
う〜ん、なんでだろ???

投稿: でき杉 | 2009/01/17 20:46

> やっぱり杉枝は鎌を使っていて、登りながらパチンパチンと伐っていくそうです

 やっぱり、鎌ですね。私達が使っている長柄の鎌は峰にも刃が付いているから、「突き上げ切り」が出来て、きれいに打てます。
登って打つなら手鎌になりますでしょうか。
“峰刃付き”と“ノーマル”がありますが、峰刃付きの鎌は、作業者の動きが拘束されがちな樹上では『かなり危険』ヾ(*゚A`)ノ
サヤから抜く時に、脇を切ったという話を聞いた事があります。
※ 峰刃付き=両方切れる研ぎがほどこしてある。使う以上に“研ぎ”が危険。初心者は使用しない方が無難。

 それじゃぁですね(* ̄0 ̄)ノ出来杉さんに質問だよ~。
エンデュランスな檜の枝打ちと。テクニカルな杉の枝打ちと、どっちがお好みですかー。
「枝打ち」ですからね~。「枝落とし」なら、楽チンな方をみんな選ぶでしょうから。
 ついでに、もう一つ。
砥石はどちら派?天然それとも人造。砥石にはニューハーフはありませんからねー。
(テンネンでカマ好きのyama。ん・・・別の意味に聞えなくもないなぁ・・・)

投稿: yama | 2009/01/18 11:14

yamaさん、おはようございます!


柿村さんの鎌は普通の手鎌でした。
「これでも打ち跡がまるくなる」とのことでした。

yamaさんのは「新勝流」ですよね。
これは境界際の太くなった桧の枝も打てるのかな?

では、早速質問に!
(yamaさんの今回の質問は最後のオチのためにありますね!)


桧が好きか、杉が好きか。
どちらかといえば、やっぱり桧ですが、生き枝ならどっちでもいいです!
っていうか、生き枝打たせろー(`Д´)

枯れ枝っていうかボロボロ枝は打ってて面白くないですから。
すぱっと打ち跡がきれいになるのがやってて気持ちいいです。
僕は杉は裏打ち(下から打つ)してます。


んで、砥石なんですが、柿村さんと出会うまでつまりこの10年間は人造派でしたが、天然もいいですね〜。
でもこの天然の世界にはあまり近づいてはいけないなとも感じています(^-^;


投稿: でき杉 | 2009/01/19 08:44

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