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2008/08/04

つらい

暑スギる毎日が続いてますね。
今日、奈良南部は38度超えていたとか。

この暑さとは関係ないかもしれないけど、昨日また県内で山いきさんが事故で亡くなったそうです。
今年は多い。もうすでに4人目かな。3人でした(8/7訂正)

亡くなってはいないけど、首の骨を折って入院中の人がいるなんていう話しもききます。
山いきさんには増えて欲しいけど、片方でこういう現実もある。
つらいです。。。

今回は、一人で山に行って仕事していたそうです。
夕方山から帰ってこないから、「おかしい」となり探しにいって、、、
基本「一人仕事禁止」だと思うのですが、事情もありそうはできないこともあるのでしょう。
ケータイがあるからといっても過信は禁物ですし。

僕も一人で下刈り(鎌で刈ります)に行って、仕事始めて1時間くらい経った時に、左足首に鎌を突き刺して病院へ行った事があります。
「あ〜、なんてバカなんだ!!」って一人で叫びながらケンケンで山を下りていたことを覚えてます。
まあ僕は縫うくらいで済んだけど、こういう時に限ってというのはあるんですよね。

Img_7083 その時の傷がまだ残ってました。



林業って一人親方も多いし、どうしても安全が徹底されない面があるのかもしれないけど、現実はほんとヤバいくらい事故が起こりまくってます。
僕も「あー、今のヤバかったあ」ていうのが、どうしてもあります。
そんなときはどうして危なかったのかを振り返って考えるようにしています。
こんなことばかりしているから仕事が遅かったりするのですが、命にはかえられません。
自分を傷つけないこと、そして相手を傷つけないこと、これを肝に命じておきたいと思います。

亡くなられた方の冥福を祈ります。

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林業(四方山話)」カテゴリの記事

コメント

もうお盆の季節ですね。 亡くなられた方のご家族の悲しみやいかばかりか。 ご冥福を祈る立場にあれば尚更、その事故の詳細を検証し、どこに誤りがあったのかを明らかにする必要があるでしょうね。 私の知っている範囲で、物事がその逆に働きます。 繰り返されるかのように見える事故が、本当に同じあやまちの繰り返しなのか、あるいはその事故ごとにユニークな事情があるのかを見極める作業こそ、大事なことだと思います。
 林災防の事故記事の記述、これからはもっと精細に踏み込んでゆく必要があるように思うんですが どうなんでしょうね。

投稿: 月光仮免 | 2008/08/04 22:30

月光仮免さん、こんばんは。

「事故の詳細を検証」、、、う〜む。
僕が県内で起こる林業の事故を知るのはまず新聞でその次が口伝いです。
会社から「こういう事故が起きたから気をつけるように」とかはありません。
ましてや検証なんて。。。(こういうのはうちだけだと願います)

組合に顔を出すと「気をつけて」とは毎回必ず言われますけどね。


事故の記述はたしかにもっと詳しくてもいい、というか詳しくなるべきですね。
ただ詳しくなってもそれを生かすかどうか・・・
県の安全講習にはたまに参加するのですが、KYT(危険予知トレーニング)をしてビデオみて終わりだったりするので。
配られるレジュメには今年の全国の林業災害事例が載っているのですが、それはさらっと見る程度。
(他県はこうではないことを祈ります)


こんなことだから災害が減らないのか、いや絶対数はへってるのは間違いないんだけど、割合からいうとそうでもないので。


ふう。wobbly

投稿: でき杉 | 2008/08/06 22:36

つらいですね。事故はなくなりません。同じようなことが繰り返されます。

かかり木の元玉落とし、かかられ木の伐倒etc. 禁止するのはアホでもできます。でも現場ではホンネとタテマエで誰もまともに考えていません。もう一歩踏み込まなければなにも意味はありません。

安全(衛生)管理は誰の責任か?班長はもしもの時に事業者責任を負って処罰、さらには損害賠償請求の対象にもなりうる…なんて事をどれだけの人が意識しているでしょうか?

事故の詳細を、「事実」を公表して管理責任まで追及していかなければいけないでしょう。痛みは大きくなりますが、経営者の意識を高めるにはそれしかありません。

都合のいい言い訳を並べて取り繕った事故報告からは、次の事故しか産まれないと思います。

投稿: だん | 2008/08/07 01:43

 “風が吹けば桶屋が儲かる”
風が吹く→砂埃が舞い、それが眼に入る→視力障害者が増える(眼病医療が未発達の時代の諺)→視力障害者のなりわいとして三味線弾きが増える→三味線の需要が増える→猫が減少する→ネズミが増え、桶をカジリまくる→桶の修理/買い替え需要が増す。よって桶屋が儲かる。
ちょっとした事が、思いもかけないところに影響を及ぼすという意味の諺です。(みなさんご存知でしょう)

 この諺の意味を知った時、「そんな事はねーだろ」と思われるか「へー、ナルホドね。そんな事も有るんだー」と思われるか・・・・・皆さんは如何ですか?

 私は、事故事例につきましても同じ様に考えが分かれると思います。
「こんな場面で、自分はこんな対処はしないはしないさ」と思われれば、それは記憶には留めないでしょうし、「これで実際に亡くなった人がいるんだ」と思われれば、たとえ薄っすらとでも記憶に留めておくでしょう。
 事故につきましては、些細な事故でも、「エッ、そんなバカな」という事故でも、知っておく、記憶に留めておくという事が大切だと私は思います。

 ご指摘の通り、R細胞の記述は「精細さ」も欠けるし、興味・関心の持たせ方も決して上手とは言えません。(いわゆる“天下り先”ですので組織のモチベーションもそれなりです。連絡を取ってみると分かります。私は体験済み)
 しかし、とやかく言う前に、知っておくという事が大切である事には変わりません。事故事例の報告は大切な情報として、真摯に受け止めたいものです。
 死亡事故ゼロは達成できる。ゼロにしてやる。自分もやる。周囲にもやらせる。
それを信念として胸に刻まなければ、ゼロ災達成どころか減少が増加に転じる気が致します。
残念ですが、R細胞の仕切りでは所詮無理です。

投稿: yama | 2008/08/07 21:01

だんさん、こんばんは。

>かかり木の元玉落とし、かかられ木の伐倒etc. 禁止するのはアホでもできます。でも現場ではホンネとタテマエで誰もまともに考えていません。

 これこれ!これなんですよ!

確かに僕の知る限り、去年和歌山で40歳くらいの男性が元玉切りで宙吊りになった上部半分が落ちて来て命を落としています。
こういう例があると、盲目的に「ハイ、だから元玉切り禁止!」となっているような。
もちろんいろんな状況があることは考慮しているんでしょうが、それでもなあ。
処理は「滑車とチルで」って言われてもちょっとくらい太い木の間伐でもそんなの重くて持ち歩きませんもんね。


あと、「責任」ですが、だんさんの言う通りですね。
「経営者の意識を高める」。
安全を重視すれば結局は儲かるというのがしっかりと誰の目に見ても明らかになれば、意識も変わるのかな。


僕も含めてですが、業界全体でなぜ同じような事故が続くのかを今一度しっかり考える必要がありますね。

投稿: でき杉 | 2008/08/07 23:10

yamaさん、こんばんは。
 
> “風が吹けば桶屋が儲かる”

 こういう順だったんですね。
バタフライ効果というのと似ているかな?


>些細な事故でも、「エッ、そんなバカな」という事故でも、知っておく、記憶に留めておくという事が大切だと私は思います。

 その通りだと僕も思います!
確かにわすれちゃう。でもせめて県内の事故であれば口づてにでも詳しい話しが分かるので、事細かに事故の状況を想像するようにしています。

本当に事故事例は大切な情報ですよね。
僕たちは「残念な事に」事故からもっとも多くの事を学ぶ事が出来るのに、リスクマネジメントがどうのとか、危険予知がどうのとか言われて、検証する時間がないように思っています。

せめて仕事仲間とは事故を語り合い、起こさないように気をつけていきたいと考えています。

ブログでもなるべく話題にあげていきたいと思っています。

投稿: でき杉 | 2008/08/07 23:24

 個人情報の露出度で一番突出しているのではないかと思われるでき杉さんが、このちょっと見あぶなっかしい話題に継続してコミットしておられる事に敬意を表わしておきます。

 私の知っているヤマ世間では、林業事務所から講師を招いておいて何か質問は?と問われ、ナラ枯れ病の現状はどうなっていますか と質問を上げると、そういうオタクな質問をするやつは(ヤマに)来るな と陰口を叩かれるような世界です(笑)
 元玉おとしにしても、世間一般はその必然を理解せず、禁止されているんだから禁止だろ という幼児論理に凝り固まっている人間がほとんどですね。
 実際に日本の100人に選ばれたことのある伐採のプロの元玉落としの現場を手伝ったことがあるんですが、仰ったような宙吊り状態になった赤松を素人の私がチルで引きずり下ろしたことがありました。 あのとき、14~15mの高さの枝を最初に切り落としておければ、安全かつ簡単に作業ができたのかもしれません。
 直接木に登るのではなく、ロープで登って木のふところ深く入り込む事をさしてあれはロープ登りだなどと色々批判めいた事を言う人も居るのが世間というものですが、足許のガレた急傾斜地の現場下見をしてもロープ・ハーネスでの安全確保を考え付くこともできないような世間でもあります。
 実力のない世間を相手に無意味な配慮をして時間を空費するよりも・・・ そう思い定めてツリークライミングの最も正当と思える技術を学んでいます。
 前にも申し上げましたように、この技術は材積を稼ぐ仕事には向かないわけです。
 しかし、里山や人家近傍での大木と人間との調和に資する仕事 ---そういうものをも含めた林業--- という「仕事」の世界を広く捉えてゆきたいものと思います。
 ヤマに持ち込む資材を最小限にしたいという意味は当然よくわかります。 ただ、鍵のかかるコンテナーを現場に設置すれば済むようなケースもりますよね。 比較的長期にわたる作業現場では、そういうことも織り込む必要があるような気がしたりします。

投稿: 月光仮免 | 2008/08/08 10:13

フムフム・・・

> あれはロープ登りだなどと色々批判めいた事を言う人も居るのが世間というものですが、足許のガレた急傾斜地の現場下見をしてもロープ・ハーネスでの安全確保を考え付くこともできないような世間でもあります。

 ハーケンやボルトに手足をかけないフリークライマーがエイド(人工登攀)を「あれはロッククライムじゃない、アブミの架け替え作業だ」と評している様な感じですね。やりもしないで。

 空師・林業・支障木伐採(電気含む)の木登り職人はランニングビレイ(プロテクション、中間支点)という概念を知りません。理由、勉強しようとしないから。失礼。(※ランニングビレイは月光仮免さん達の間では、アンカーと呼ぶのでしょうか?私、まだ、よく分かっていないものですから)
 だから、ロープを引いて登る、ロープを垂らして作業ポジションをとるという事が分からないのだと思います。ユマーリング(今は別称?尺取虫の事ねhappy01)だけが目に付いて、「木登りじゃない、ロープ登りだ」などと仰るのでしょう。枝を使って登れないところをクリアする為の一手段なのにネ。本質が見えてな~~い。また、失礼。
 今回は、この位にしておきます。出来杉さんがクライムを体験されたら新カテゴリーが登場するでしょうから、その時に本テーマは揉んで揉んで揉みまくりましょう。

> これこれ!これなんですよ!
と、出来杉さんが熱くなってらっしゃいますので。

 それでは、話題の元玉ですが、リンクされています山仲間の『Woodsman』さんのサイトを訪ねると、元玉を揉みまくった形跡が見られます。
* I Turn>その他>過去ログ とたどり、{キーボードの[Fn]+[End]そして「次の5件」}を延々と繰り返し、若い番号を表示させます。すると、有ります! 以下の様な書込みが。(以下抜粋)

[15] かかり木
> 日本の森林の路網密度から考えて、チルホール等の牽引具を‘持って行こう’という気にさせる山が、伐り置き間伐対象林の何割位あるのだろうか?
> かかり木というかかり木を、すべて行政や林災防が推奨する方法で処理していたら、現在の請負金額で何とかなるのだろうか?
> 伐り置き間伐で、「元玉伐り(元玉抜き)」は禁止されているから全く行っていないという事業体は、存在するのだろうか?
> 「元玉切り」を禁止する理由として、「切っている最中に不意に落下するから」「予想外の方向に倒れるから」という事がありますが、不意の落下は道具を使っても防止できないと思います。
かかり木処理においては、元玉切りによる事故が多発している、と言われても、これは統計の問題だと思うのです。圧倒的に回す人より切ってしまう人が多いからです。手軽だから。
もし、これが逆転して大部分の人が回す様になったら、木回しによる事故の問題が顕在化してくるでしょう。
> 「元玉切り」をかかり木処理技術として確立しましょう!


[21] 元玉切り
> これをお読み頂いて、「そうだったのか、かかり木は現場作業員がつくっているのか」と思われた方は失礼ながら早計です。かかり木は、手入れの遅れた森林と、少ない請負金額で施行させている発注者によってつくられているのです。発注者はコンダクター、技術員はコンサートマスター、作業員は一演奏者にすぎません。
> ここまでお読みいただいて、頭脳明晰な皆さんは「元玉切り」が禁止された根拠について疑念を抱かれた事と思います。

 満を持して私の一言。
「元玉切り」が禁止された根拠について=【責任逃れ】だよ~!pout

投稿: yama | 2008/08/08 19:45

インパクトを強化する目的で2回に分けてコメント。

 みなさんの組合・事業体の事務員、技術員、現業職員、課長、参事、組合長(つまり非現場~責任者・幹部)は、現場で元玉切りが行われている事を知っているでしょうか?
発注者(自治体、具体的には県職員等)は、どうでしょうか?

【間違いなく知っています】
しかし【知らないフリをしています】
そして【元玉は禁止だからね、やっちゃイカンよ】と現場には、おっしゃいます。
事故が起きた時に【“元玉は禁止”と伝達してあります】と断言できる様に。

これを卑怯者と言わずにナント言うのでしょうか?私は、それを表現する言葉を知りません。

しかし、その知らぬフリ、見て見ぬフリをしている方々を動かせるのは現場だけです。違いますか?

> かかり木の元玉落とし、かかられ木の伐倒etc. 禁止するのはアホでもできます。でも現場ではホンネとタテマエで誰もまともに考えていません。もう一歩踏み込まなければなにも意味はありません。

 冷静・温厚なだんさんが熱くなっておみえです。(お怒りなのかも・・・)
だんさんのご意見に同感です。自分達ひとりひとりの問題として受け止め、主体的に動いてこそ解決の門前に立てると思います。

 知っておくという事が大切と書きました。
知らしめる事も大切と書き加えます。

投稿: yama | 2008/08/08 20:58

月光仮免さん、しびれるコメントありがとうございます!

「幼児理論」「実力のない世間」という言葉に思わず苦笑いです。

月光仮免さんの書いていることは、至極もっともなんですよね。
僕もこの業界の現場に身を置くものとして、月光仮免さんの憤りもよ〜く分かるのです。


ただ現場の意見として、とにかく資材を 持って歩くこと がきついんです。
コンテナーがあったとしてもそこから運ぶ、そしてそれを運びながら仕事するのがどうしても。。。
安全より楽を優先しているのかな。

もちろん現場にもいろいろあるから道がついてたり林内作業車でもあったらまた別です。


現場の意見みたいなものはいくらでも書けるんだけど、それは結局「世間」の言い分と同じなので、ここで書く意味がないですよね。


クライミングの技術や安全への考え方、その他いろいろな分野から林業はこれから学んでいかなければなりませんね。

やっぱり林業って面白い!
(こう思う人が若い人を中心に増えて来ていると感じています)

投稿: でき杉 | 2008/08/09 23:20

yamaさんもありがとう!!

yamaさんはなんでも知ってますね。
んもー、ビックリです。

かかり木の処理についてはもう堂々巡りなんでしょうね。

僕が県で受ける安全の講師の方は「現場からチェンソーをなくすべき」と言ってます。
つまり高性能林業機械で作業すると。
ま、極論ですが、こういう見方から作業を見直すのもいいかもしれません。


とにかくいま「緑の雇用」やUIターンの定着で就林する人が増えているのは間違いないと思います。
そこにはいろんな経験をつんだ人が大勢いるわけです。
僕はそういう人たちが何年後か分からないけれど、林業を大きく変えていくと考えています。

その一助に出来杉計画はなりたいですね。
あ、ちなみに僕は大学の商学科を出てそのまま就林してしまったので、なんの経験もしてなかったりします。
こんな使えない僕ですので、皆さんの力を借りてこれからもがむばります!

投稿: でき杉 | 2008/08/09 23:42

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