葉枯らし
ここ最近は機械で下刈りをしているんですが、そのネタを写真とともに書こうと思いつつ、なんか雨で勢いがそがれてしまい仕事後はそそくさと家の中でゴロゴロしてます。
なので、今日は杉の乾燥の話し。
まずはこの写真を。
んと、上の杉と下の杉と赤身の色が違うでしょ。
これは品種が違うとかそういう事ではなくて、上の杉は葉枯らしをしていて下のはしていないんです。
吉野では葉枯らしすることを「渋を抜く」とか言いますね。
こうする事によって赤身の色がよくなり、また水分が抜けるため重量がものすごく軽くなります。
下のフクロウは上のより一回り小さいけど、下の方がずっと重いです。
あと、吉野では5月から盆前くらいまで(年によって前後するけど)材に虫が入るんです。


これこっちでは「ハリムシ」とか言ってるんだけど、とにかく乾燥していない白太の部分に頭を突っ込んで入ってしまうんです。
立ち木には入らないんだけど、木を倒したらもうすぐにどこからともなくやって来て木口から入り込んでしまう。
だからひどい時は木口を消毒するときもあります。
(9/1追記)
この「ハリムシ」と書いたヤツは「ハンノキキクイムシ」だと思われます。
チェンソーアートするときもこいつはほんと厄介で、彫った側から突っ込んでくるんで、カービング途中の作品を山に置いていたりしたらもう次の日には穴があきまくっていて、ひどい時は作品がダメになってしまうこともあります。
ただ、それがねやはり葉枯らし乾燥させてあったら、この虫の被害があまりないのよ。
白太に突っ込んでくるは来るけど、生の杉よりは全然少なくて。
この葉枯らしというのはやっぱりいろいろ理由があってなされているんだろうな、と改めて実感しています。
他所の地域ではどーなんだろう?
あまりしないのかな〜。
ちなみにやるのは杉だけで、ヒノキはあえて葉枯らしはしないです。
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