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2008/07/27

君はフォレストアドベンチャーを知っているか?

暑いですね〜。雨どころか、夕立もないんですけど。
普段、畑に水はやらないんですが(なんちゃってスパルタ農法)、さすがに葉っぱがシナ〜ってなってきました。
水やり必要かも。


といった暑い日が続きますが、フォレストアドベンチャーって知ってる?(唐突)
フォレストアドベンチャー

「夏ですね。森へ行きましょう」ということで、この週末遊びに訪ねて来ました。
訪ねたのは フォレストアドベンチャー山添です。
名阪国道神野口ICを降りてすぐにあります。
リンク先の地図だとちょっと離れているように思うけど、ほんとすぐ近くでした。
Img_7056



こちらへ伺ったのはもちろん仕事のためです。
チェンソーアート作品を作りにいったのです。
Img_7068えっ? ハーネスがついてるじゃないかって?
いや、ほらやっぱりこの施設のことをよく知るためにはさ、何事も経験って大切じゃない? ね、うん。

というわけで施設の写真を。
Img_7058Img_7063_2

Img_7065_2 Img_7059 この高さ分かります?
ぱっと見高くないように思うんだけど、上に登るとマジヤバいです。


ん〜とね、「森の中のアスレチック」ていう考えはちょっと違いますね。
まさにターザン。もっとアグレッシブなのよ。ア〜アア〜
んで、中毒性が強い。「こえ〜、でももう一回!」

これが杉を基本とした混成林に作ってあるんだけど、これ考えた人えらいな〜って。
正直、材としては今のままではそれほどのものではない(ゴメンナサイ)森がこのように高い付加価値をもった森に生まれ変わるんだもの。
子どもさんよりも大人が夢中になって遊ぶというのもよくわかります。


これを読んで興味を持った大人の皆さん、ぜひとも足を運んで童心に帰って思い切り遊んじゃって下さい。
「出来杉計画見て来たんですよ」と言ってもらえれば、施設の代表がとっても怖くて楽しい技を教えてくれるかもしれません!



あ、そうそうチェンソーアートだった。
Img_7072 イノシシの親子が施設のどこかにいるはずです。
遊びにいった際は、探してみてね。

Img_7070
あと、まだ途中だけどスタンプカービングもしています。
これね、フクロウの顔の向きが正面からずれてしまったので、次回直したいなあ。できるかな〜。
この木には森の生き物を出来るだけ彫るつもり。


これのほかにも作品を彫る予定でいますので、お楽しみに。
思い切り遊べてチェンソーアート作品も見れるフォレストアドベンチャー山添へぜひ足を運んでみて下さい!!



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チェーンソーアート(作品)」カテゴリの記事

コメント

よさげですね~高低差15mのZIPラインに乗って丸太の代わりに流されちゃうんですね。 サドルでなくてハーネス・・・ということは装備が若干きつめということになりますかね。 
 実は知り合いでこういうプレイフィールドをクチにしているのが居るんですけど、安全意識がまるでわや・・・なんで思い切り遠ざかるようにしています。
 こういう施設は維持管理が大変なので、本当に理解しているオーナーでないと手が出せない っちゅうか、手を出させたくないってのがありますね。
 事業としての成果は別として、こういう施設で、生き物としての樹との付き合い方なども感じ取れるといいだろうなぁ~と思います。 
 チャレンジャー(ハンディキャップ)のお子さんが長い時間をかけて8m10mとロープをたぐり自分の力で樹の上に手を届かせると、本当に笑顔が輝きます。 その成功体験をまた繰り返したいと、家族の皆さんが一緒に幾度も体験会におみえになります。
樹を抱き、樹に抱かれ、梢を渡る風のにおいをかぐ。 そういう夏休みの体験に、でき杉さんのチェンソーアートが思い出のアクセントになってくれそうですね。

投稿: 月光仮免 | 2008/07/27 19:17

月光仮免さん、こんばんは〜。
この話題はまさにど真ん中だったでしょうか。

>こういう施設は維持管理が大変なので、

ほんとそう思います。
プラットホームなど全ての材はもちろん防腐処理してありましたが、それでも劣化するものですし、サンドウィッチ工法だったので、木の成長に応じてメンテナンスも必要になりますしね。

楽しむための安全確保はもちろん、施設の維持にも十分注意を払って欲しいですね。
その点こちらのオーナーは自分で森林を整備してフォレストアドベンチャーを迎え入れただけに、熱意を持って取り組んでいます。


>自分の力で樹の上に手を届かせると、本当に笑顔が輝きます。

わ〜、いいなあ〜。
その光景が目に浮かびます。
自然の中だからこそ出る笑顔でもありますよね〜。


森林浴ならぬ森林力はほんと素晴らしいですよね。
それを僕らがいかさないとな〜。
がんばります!

投稿: でき杉 | 2008/07/27 21:40

でき杉さん、あまり肩に力を入れっぱなしにしないで、たまにパソコンでフラッシュムービー遊びいかがでしょう
→ http://www.isa-arbor.com/publications/CDDemos/Saftey_03_Rigging.swf

こういうのをCD教材で売ってるんですよねー 結構テキトーな所もあるみたいな気がしますけど(汗)

投稿: 月光仮免 | 2008/07/29 21:00

いや〜、実は僕ここだけの話、ほんとナマケモノでぜんっぜん動かないんですよ〜。
やる時間はあるのにダラダラしてるんですね。
なので、こうしてブログで自分にハッパをかけているというが本当のところだったりします。

んで、フラッシュ見ましたよ〜。
やー、イメージわきますね〜、これ。
仕事にも使えるかも。

独力でマスターするの大変そうだし、装備にお金かかりますよね?
まずはツリークライミングからでしょうか?

投稿: でき杉 | 2008/07/29 23:49

でき杉さん、なんかチャットになりそうな雰囲気(汗)
 クライミングなら体験会に参加してみるのが一番わかりやすいでしょうね。 独力でマスターというのは持ち合わせている命の数に依って判断する事になるかも~
 ISAのフラッシュを紹介した意図はウッズマンワークショップの水野さんのインタビュー記事を気にしていての話でしたです。
 ISAという北米の森林整備士(アーボリスト)の訓練カリキュラムに、こういうフラッシュや病虫害画像による樹木の判断訓練などが織り込まれているので、実情をよく知っている人たちが知恵を集めたら、こんなガイジンさんたちの仕事に負けないような基本ノウハウの図解ができるんぢゃないかな~と勝手に想像していたわけです。
 GR5月号にあるように、プロ林業技術者さんたちの知恵を集めた「林業トレーナーズ協会」という新組織にいろいろ期待しちゃいますね。 IT技術をもっと取り入れる余地があるんぢゃないかな~ なんちって(汗)

投稿: 月光仮免 | 2008/07/30 13:14

月光仮免さん、もう少しおつきあいを(笑)

クライミング、やっぱり講習会受けてみます!
やってみないと分からないんで。


実は、僕GR購読してなかったりするんですが、「林業トレーナーズ協会」(TAF)のこと載ってたんですね。
僕もメンバーの一人なんですが、いまのところ水野さんがトレーナーズトレーナーとして動いているくらいかな活動としては。

メンバーは多彩なのでITに詳しい人もいるとおもうんですが、「取り入れる余地」というのは、ホームページなどによる外の展開に活用するとかそういった感じでしょうか?
それともTAFの内部での情報とか資料とかに活用したらいいっていうことかな〜。
発想が貧弱ですみません。。。


TAFメンバー内ではいろいろと意見が出ているのですが、まだ具体的な動きはありません。
だからこそ、月光仮免さんのような意見も十分生かされる余地があるので、おもうところありましたらどんどん書き込んじゃって下さい!!

投稿: でき杉 | 2008/07/30 18:42

あは・・・ このコメント&レス、まだ続きますか
 クライミングで何を目的にするか、色々な立場がありますけれど、私のばやい、樹と友達になろうという理念を明確に打ち出しているグループに共感しています。 実利オンリーってのはきっとどこかでしっぺ返し喰うんぢゃないかと思ってるんで
とにかく安全確保と樹の保全とにかかわる配慮に注目して評価してみると良いんぢゃないかと思います。 いつかご一緒に樹冠で遊べるといいですね。
 ちょっと一時間余で2000円とか半日でも4000円とかの体験会でもかなりのことは把握できるんぢゃないかと思います。 あまり最初から大金を払いこむ必要は・・・ どうなんでしょう 
 もっとIT技術を活用して という意味のことを申し上げたのは、逆に、林業って本当にWEBや動画の利用度が低い世界だなあと感じることが多いからです。
 費用をかけて研修合宿する前の段階で、前回ご紹介したような基本的技術を受講者全員がひととおり合格点を取ってくることを条件に組み込むなど、無理無駄を省く工夫っていっぱいあると思いますね。
 その上で、本当に大事な技術は相対して人間同士のふれあいの中から、確認しながら伝授するというステップをイメージしていましたです。
 特にトレーナーズ・トレーナー研修では、受講する人たちの人柄や、想定外の反応・誤解をどのようにトレーナーが受け止めるか という点に大きなポイントがありそうに思います。 ま、そんな思いでGRの5月号、幾度も読み返していたりしますです。

投稿: 月光仮免 | 2008/07/31 08:56

月光仮免さん、ありがとう!

クライミング来月体験したかったけど、僕の予定がパンパンでだめでした。
また機会を見つけてぜひともやってみます!
体験したらブログに書きます。


ITのこと、良〜く分かりました。
WEBに関しては僕もしっかりリンクを張って行くようにしますね。
コンテンツがあってもアクセス数が少ないサイトとかありますから。

動画に関して僕の場合は、現場でのやり方とかあまり公開できないんですよ。
安全面で。(これは二人だけのヒミツですよ)
元玉を切るとか、使う道具もちょっと改良(現場で使う意味で改良)してたりするんで。

仲間と山仕事の詳しい話はメールでしてたりします。。。


まあ、こういうことも含めていろんな意味で林業は遅れているんだろうなあ。
緑の雇用などによっていろんな人材が入って来ていますので、刺激次第ではグイっと動き出すようにも思います。
そのへんの一助となるように出来杉計画進めていきますね。


今回の月光仮免さんとのやりとりはTAFメンバーにも伝えておきます。
報告をお待ち下さい!

投稿: でき杉 | 2008/07/31 21:27

 こんばんは、“遅コメ”で失礼いたします。
フラッシュムービー拝見しました。興味をそそる様に上手く出来ていますね~。
チョット強気な切り落としかなぁ、と思わないでもないですが。
私なら、チルホールで枝の重心位置を吊って、枝の元にも補助ロープを付けてやっちゃいます。枝は上下でオフセットさせて切り込み(極端に高さのある受けと追いみたいにしてツル幅はゼロ。斜め切りは無しです)後に、樹上作業者は退避。
チルホールを操作して、枝をゆっくり降ろせばツル幅ゼロだから剥がれる様にして枝は離れ、そのまま地上へ・・・
用心深い電力会社系の仕事だと、単管とブルーシートで下の植え込みと照明みたいなモノは、養生されると思いますよ。

 実は、松喰虫被害木処理でやりました。(電力会社の仕事じゃないから養生は無しでした)
それは太くて太くて、枝には見えず、あたかも幹から生えた立派な木の様でした。5人の作業班で丸一日かかりました。こんなんじゃー赤字だよ~。

投稿: yama | 2008/07/31 21:40

でき杉さん、丁寧なレス有難う。 私の経験した範囲での話しですが、色々な組織が行き詰るケースを良く見かけます。 その大きな理由にそのリーダーが、本来誰にも担えるはずのない責任という観念を掲げ、魔法の呪文「責任」をつかってほとんどの新規試行錯誤を許さない という厭らしい組織運営に陥っているケースが少なくないと思います。
 単に安全指針の禁止項目を守らないから林業災害が絶えないのだ、などという問題のすり替えが思考停止のまま行われているのが実情ではないかと思います。
 まあ、何をやっても同じでしょうが、深入りすればするほどひっかかる事が多いのが実態ですね。 暑さ厳しいおり、尚更に気をつけて思わぬ所でつまづいたりしないよう、ご活躍をお祈りしています。

 yamaさん、ご指摘の点、100%同感です。 そういう指摘というのは、実は、この種のテキストの欠陥ではなく、織り込まれているディスカッションのタネになる訳です。 
 指摘をすることで資料自体が改定されることはなく、レクチャー後の討論でのチェックリストに随時追加され、毎回の講習で再発見され再論議される内容になる訳です。 テキスト依存の教育が危険視される訳ですね。
 そういう懐の深さが、彼ら北欧・北米の林業技術をして、日本林業が30年遅れているなどと豪語させる所以となっているのではないかと思います。 悔しいです。 皆さんのますますのご活躍を祈る所以です。

投稿: 月光仮免 | 2008/08/01 16:52

 ウォオオオオオオ~
yama 感動!激・感動。

> その大きな理由にそのリーダーが、本来誰にも担えるはずのない責任という観念を掲げ、魔法の呪文「責任」をつかってほとんどの新規試行錯誤を許さない という厭らしい組織運営に陥っているケースが少なくないと思います。
>  単に安全指針の禁止項目を守らないから林業災害が絶えないのだ、などという問題のすり替えが思考停止のまま行われているのが実情ではないかと思います。

 全く仰せの通りです。問題意識ある林業現場の人々の心中を、正確に代弁していただきました。
共感された現場の皆さん、コメントを是非。

> 実は、この種のテキストの欠陥ではなく、織り込まれているディスカッションのタネになる訳です。
> テキスト依存の教育が危険視される訳ですね。

 深い!実に深いです。教育の基本方針が素晴らしい。問題点を自ら考え、討論し、問題点を正しながら行動に移し、また考えるというシステムなんですね。
『豪語』されても仕方ないかもです。今のところは・・・今のところは・・・・(出来杉さん達の様な若人が何とかなさるでしょう

投稿: yama | 2008/08/01 22:54

あらま、※無し。※騒動になると良かったのにな~。
「ブルーシートよりコンパネ(ベニヤ板)でしょう」というツッコミも無いのか~
『豪語』撤回の日は、いつになるやら。

投稿: yama | 2008/08/03 22:06

yamaさん、ありがとう。

ブログの力不足ですね。。。
より多くの山いきに振りむいてもらえる魅力あるブログにしていきます!

もちろんこれは出来杉計画。
山いきもカーバーもエコも都市住民も、より多くの人にチラ見してもらえるようにがんばらないと。
もう僕も若くないですから。

投稿: でき杉 | 2008/08/03 23:17

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