<林業>ヘリコプター集材(3)
今日は暑かった〜。
ていうか天気予報大外れじゃん。
雨なんか降らなくて、ほんと蒸し暑かった!!
あ、でもこれだけ暑かったら痩せるかな?
んと、少し前になるんだけど、ヘリで材を出したのでその時のレポです。
ヘリコプターで出すまでの段階は(2)で伝えた通り、今日は実際にヘリが飛ぶ時の模様です。
今回は全部で49荷。
土場が近いので(往復1分!)1時間強で終わりました。
まず、トン掛けのヘリ会社の人がライトでヘリに場所を知らせます。
これはただのライトです。
ヘリから見ると、暗い山の中から光が見えるのでよく分かるみたい。
ワイヤーはヘリのお腹についていて、それをうまく木々の隙間に落としてもらいます。
かけました!
このとき、ヘリには重量計がついているので重さを見て平気なら一気に上がります。
ものスゴイ音と風!!
つってる木が立ち木にかからないのかな〜って思うけど、このヘリの風で木が揺れてかからないんですよ〜。
このままいっきにヘリはすっ飛んでいって、すぐに帰ってきます。
とにかくヘリ出材(あ、タイトル「ヘリ集材」じゃなくて出材のほうがいいかな)は時間の勝負!!
土場が近くないと、採算が合わないのです。
今回は一回の給油までに41荷飛ぶという土場の近さで、ワイヤーを10荷ほどかけてなかったので、ヘリが飛んでる最中にかけるという殺人的な慌ただしさでひどく疲れました(精神的にも肉体的にも)。
んで、ヘリは土場につくと材を下ろすのですが、パイロットさんがスイッチを押すとフックが切り離させるようになっています。
昼からはこれを玉切ってトラックに積み込みです。
んでトラック(2台体制)は市場へ材を運ぶというわけです。
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コメント
失敗の許されない緊張感が伝わってきます。
しかしピンポイントにワイヤーがくるんだなー。
じゃなきゃ困るんでしょうけどすごいテクニックですね。
写真をとるのも大変だったでしょう。
でも、初めてヘリ集材の詳しいレポートを見たので興味深く読ませていただきました。
ある意味、究極の集材方法かもしれないですね。
ところで、道の無い所でヘリで出すほど良質でない木はそちらではどのように出すのですか?
出さないのかな?
投稿: オバタ | 2008/07/03 23:14
オバタさん、参考になったみたいでよかったです〜。
ワイヤーがヘリの前についてたら足下から見えるんだけど。お腹から下がっているということはパイロットからは見えないんですよね。
そしてスゴイスピードでヘリは飛んで来ますので、そのワイヤーの「振れ」を止めてピンポイントで落とすわけだから、パイロットの腕も重要だったりします。
>道の無い所でヘリで出すほど良質でない木はそちらではどのように出すのですか
ウチでは出さないです〜。
というか最初の選木の段階で選ばれないですよね。
良質の木だけ抜き切りしますので。
ヘリ以外だったら、トビで落としたり、トッチン(トチカン)という道具でひっぱたりもします。
もちろん条件によっては簡単な線を張ってだすこともありますよ。
ただ、基本的にはヘリばかりです。
ちなみに、道が入ってる現場はまずありません。。。
投稿: でき杉 | 2008/07/05 06:42
> とにかくヘリ出材(あ、タイトル「ヘリ集材」じゃなくて出材のほうがいいかな)は時間の勝負!!
> 土場が近くないと、採算が合わないのです。
やっぱり、そうなんだ~
“出し”=背後からいつも赤字の影がついてくる
という状況は名産地でもヘリ出しでも同じなんですねー。
> 殺人的な慌ただしさでひどく疲れました(精神的にも肉体的にも)。
すごく分かる気がします(しみじみ・・・
)
採算が合わなきゃ出さない。地主にお金が残らなきゃ出さない。悪い木(買い叩かれる木)は出さない。これらは当然の事だと思います。
主伐まで良い木はとっておく、間伐は悪い木から伐る。収入間伐(利用間伐)であってもこれは守り抜く。
そんな事言ってたら、地主は「二度と出さんもんね、いくらも手に残らないじゃないか」と不機嫌になっちゃうよね~。
トラック・ドライバーやってる人から聞いた話。
一月に使う燃料代は30万円位らしい。リッター当たり10円上がると、給料は2.5万円減るとの事(そういう給料計算方式らしいのだ)
それで、高速道路を使わずに済まそうという戦術はもとより、車中で寝る時もエンジン・ストップを実行する様になる。睡眠時間は減る一方、疲労は蓄積する一方・・・・
その人は、やがてトラックの交通事故が多発するだろう、と言っていました。荷主が運賃の値上げを拒むからそうなってしまうんですよね。
ヘリ出しにも、黄色信号が点滅しだしている事とお察し申し上げます。投機目的で原油先物を買いあさる連中も問題ですが、新市場(発展途上国)に新商品を売らずに既存商品を売った連中も問題だー。
新市場・新商品の例、有線電話を売らずに、携帯電話を売るといった例。電柱&電線のインフラが不要。新市場・既存商品の例、電気自動車を売らずにエンジン自動車を売る。火力発電所を売る。
途上国が先進国並みの生活を求めたら、地球は9個必要になるらしいです。途上国には新交通システムや、新エネルギー供給システムを売るべきでした。なるべくしてなった今の状況。
穀物を飼料にして育てた畜肉を食べる事さえ贅沢と感じる私は、穀物を原料にしてバイオエタノールを作るという行為は、カズカズ細木ばりの「アンタ、地獄に落ちるわよー」です。
投稿: yama | 2008/07/05 23:07
けっこう小さいロットでヘリが飛ぶんですね。おおむね30m3くらいでしょうか?「ヘリの地元」ならではかもしれませんね。
架線なら1日半~2日分(架設除く)、ヘリがいくらで飛んだか気になります。
少し前に、ヘリが材を落っことして配水施設を壊してしまったという新聞記事がありました。そこら辺の安全管理も重要ですね。
投稿: だん | 2008/07/06 06:30
yamaさん、どうも!
原油高の影響はヘリ、トラックともに大打撃です。
そしてこの材木の安さ。
もうなにがなんだか・・・
吉野はヘリが発達していて、土場もそこら中にあります。
先端を行き過ぎていたがゆえ時代を顧みず、どつぼにはまってしまった感じです。。。
かといってこのまま材価が上がってもダメでしょうね。
改革がなされていないですから。
いまの吉野に必要なのは「change」かな〜。
投稿: でき杉 | 2008/07/06 17:59
だんさん、ども!
んと、今回はこの現場の最後という事ですくなかったです。
m3で言ったら40くらいだったのかな?
ただ、まる一日ヘリが飛ぶ事はあまりないです。
沢山出しても写真で分かるように結構場所をとるので、材の置き場がないですから。
僕らの地元はヘリの土場が至る所にあって、とにかく時間をかけずに出せるようになってます。
今回はいくらで飛んだのかな〜。
いち人夫ではちょっと分かりません。
まずチャーター代があって、それに一荷いくらという計算ですが、時間で計算する時もあるみたいです。
あと「ヘリが材を落とす」ということは、ワイヤーをかけた人に問題ありですね。
こちらでは材がなにかに引っかかってヘリが墜落したことがあります。
パイロットは無事だったようですが。
投稿: でき杉 | 2008/07/06 18:11