隕石?!
さっそく今間伐している現場の写真を見てもらいましょう!
写真は金曜日に撮ったものです。
朝もやで分かりにくいけど、周りの木は立っているのに一部が完全に崩壊してます。
だんだんもやが晴れて来ました。
もうべたごけ。
手前の杉は熊はぎされたもの。
これは一枚目の朝もやと同じところを午後に撮ったもの。
もー悲しいよね。
この現場はものすごく遠くにあってしかも広いので、一度も間伐していない典型的な放置林でした。
つるはめちゃくちゃにからんでいるし、このように風雪害にあっているし、熊の被害もある。
間伐しててモチベーションが下がる瞬間ていうのがどうしてもある。
でも、せっかくこうして人の手がはいるわけだから、お金になる山にしたいし、もっと光が入って緑豊かにしたいっていうふうに考えてなんとか気持ちを高めている状態です。
それでも「崩壊地」を前にするとフーってため息でちゃうけどね。
こういう時は、木が重なりあっているという難しい局面をいかに切り崩して行くかという方向に気持ちを向けて挑んでいくわけですね。
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コメント
なんとも凄まじい光景ですね。
これを見れば、お金と時間をかけてなんとか
健全な山にしなければと、誰でも思うでしょう。
この写真は大天上から流れ出る、最上流の水源地ですよね。
ふもとに住みながら、こんな状態になっているとは思いませんでした。
けど、、、たいそう危険な仕事です。くれぐれも気をつけてください。
投稿: 中井 | 2008/07/01 11:50
これは私唱えるところの「あちゃちゃ山」ですね。
このような山は人のやる気や搬出意欲をそぐ傾向に
あるようですが、ケガにもご注意下さい!
なんつって
投稿: 祝い杉 | 2008/07/01 21:44
中井さん、そうなんです。
これよりもっとひどく地滑りしているところもあります。
いま途中の道で堰堤作っているけど、「この山が崩れたらあんな堰堤じゃもたないよな〜」なんて冗談まじりで山で話しています。
間伐の仕事の意味を考えてしまいますね、正直。
投稿: でき杉 | 2008/07/03 18:24
祝い杉くん、そうなのよ。
やる気がそがれるよ。
もうあたり一面ぐしゃぐしゃでも、「ぐにゃ〜」ってなってるヤツがあったら、みっともないから伐りにいかなきゃならない感じで。
こんな「あちゃちゃ」のせいで16インチのチェン一本切れちゃったよ、もー
投稿: でき杉 | 2008/07/03 18:27