オレゴンのオイルのその後
なんだかしとしとと雨が続いてます。
菜種梅雨ってやつかな〜、違うか、ま、椎茸(ほだ木の)が大きくなっていいんだけど。
んと、すっかり忘れてたんですが、以前触れたオレゴンの水溶性のチェンオイル。
(以前の記事は→チェンオイル(ニュータイプ))
今は使用をやめています。
理由は、
○凍る
分かってたけど、やっぱり冬場シャーベット状になってしまいダメ。
不凍液を使うように指示されてるけど、車のヤツは安全性の面からちょっと厳しいかな。
○不安定
これはよく分からないんだけど、まずオイルの出る量をうまく調節できないんです。
僕のゼノア3200では。
オイルが出過ぎるなあと思って少し閉めると出なくなってしまったり、逆に開くとチェンに乗らずにボタボタ下にこぼれてしまったり。
あ、んとこれは01シリーズの新しいオイルポンプに代えても同様でした。
ちなみに37シリーズでは(ポンプは新、旧両方とも)3段階目に開いて使っていて、良好でした。
○コスト
5倍にしてもちょっとお高いですね。
という理由から使ってないです。
結局不安定なのが、一番の理由かな。
でも、僕の使っているチェンソーはだいぶ酷使してるからそれが原因とも考えられます。
調子良く使えてるという話も聞きますし、オイルタンク内部の塗料がはがれる(?)という話も聞きました。
ーーー(4月5日追記)ーーーーーーーーーーーーーーーーー
これは僕の勘違いでした。
関係各位にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
コメントをくれた皆さん、ありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
というわけで、結局使ってるオイルはヤナセのバイオオイルです。
これは森林組合で扱ってるから使っているのですが、他になにかいいオイルあったらだれか教えて下さいね!
(3月31日追記)
あと、やっぱり利点についても触れないとね。
○チェンソーが汚れにくい。
これはメンテナンスがぐんと楽です。
○チェンやガイドバーが熱くなりにくい。
ということはチェンやバーが長持ちするという事です。
ただ、僕の場合は上記のように32シリーズでは不安定でしたので、37シリーズでの使用感です。
○あとは環境負荷が低いこと。
バイオオイルは環境に優しいと言われるけど、水で薄めるからより自然に近いですよね。
これからの林業にはこう言った視点は大切だと思います。
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コメント
え”~っ?
もしかしてオイルタンクの塗装がはがれるってこの記事のことですか?
↓
ttp://blog.omkihan.shop-pro.jp/?eid=139808
この記事では「あるメーカーの水溶性オイル」と書いてあるけど、アルボロールとは書いてないんですよね。
量販店でよく販売されている水溶性オイルや生分解性オイルの中の1つでの事例なんだとばかり思っていました。
私はスチールのMS200、MS260でアルボを2ヶ月ちょっと使ってますけど、今のところ、オイルタンクに問題が起きそうな状態にはなっていませんです。
そのうちに泣きを見ることになるのかな(--?
投稿: 成瀬 | 2008/03/31 20:10
成瀬さん、そうそうそのサイトです。
僕もどこかで読んだな〜と思った程度だったんで、あまり詳しくは触れなかったんです。
オオマチさんとこで読んだのか〜。
記事でもソースに触れておくことにします。
アルボの外国での評価を知りたいですね。
投稿: でき杉 | 2008/03/31 21:56
コメント書いた後、チェンソーアートのブログを徘徊してたらhiro2号くんがアルボロールについて触れてたんですね。
しかもダラダラ垂れるのをしっかり直してるし。
全然知らなくて、偶然僕もアルボの記事書いたんですが。
や〜、やっぱりしっかり情報はチェックしておかないとだめですね。
投稿: でき杉 | 2008/03/31 23:30
http://www.oregonchain.eu/arborol/faq/faq.htm
上記サイトの{15番}によれば・・・
Like all vegetable oils, it may affect some paint surfaces. Internally painted oil tanks must not be used with this product.
と書かれていますけど。
植物油で大丈夫なら、イケルんじゃないでしょうか。
これからの製品(まだまだの商品)と見るもよし、人柱になってみようじゃないかと思われるもよし(なんて無責任なんだ!って私のコト)
オイルなんて給油されなくったって“そんなの関係ねー”オッパッピィ!腰袋に入れた直がけボトルさえ有れば(普通の鉱物/植物油には蜂蜜の口細ボトルが良いです。だから、水溶性ならさらに口細の台所用洗剤のボトルがいいかも)
いかに、私が給油不良に泣かされて来たか分かるコメントでしょう。某メーカーのある機種はトラブルんですよね。
でも、塗装が剥がれてストレーナーが詰まる分にはまだいいですけど、そこから先だと厄介ですよね。(塗装タンクのマシンは使った事が無いです。またまた無責任でゴメンなさい)
投稿: yama | 2008/04/01 00:39
成瀬さんのおっしゃるように、
オオマチキハンさんのブログに書かれているのは
アルボとは違うのじゃないかと思います。
その記事を読んだときは僕のこと?と思いました。
こちらの森林組合でポピュラーに使われている水溶性(水が混ざると白濁する)オイルをスチールのチェンソーに入れると塗装が一部剥離しました。少し前の型の方が顕著だったような気がします。
そのままずーっと使用して問題は起きていません。
投稿: だん | 2008/04/01 01:01
おおー、yamaさん、だんさんありがとー。
オレゴンのfaqにしっかり書いてあったんですね!
もー、最初に見た以来チェックしてなかったからなー。
適当に文章書いちゃダメですね!
だんさんの方で使われてるオイルってどんなのですか?
こっちで水溶性を使ってる人は見た事無いです。
(だから水溶性っていったらアルボを連想してしまった。。。)
投稿: でき杉 | 2008/04/01 18:21
ヤナセ製油の「チェンソーダブルカット」
こちらでは使用率がかなり高いですね。
缶に水溶性と明記されているので、スチールの話はこれだと思います。
投稿: だん | 2008/04/01 20:20
だんさん、ありがとう。
水溶性ってそういう意味か!
僕はなにか大きな勘違いをしていたようです。
ヤナセのダブルカットはうちでも使ってました、はい。
もう一度オイルについてもコメントを参考にしてまとめないといけないな〜。
投稿: でき杉 | 2008/04/01 22:07