« なんという事を! | トップページ | かくし芸続報2 »

2007/12/26

かくし芸続報

(27日追記)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
25日付けでハスクバーナゼノア株式会社が正式にフジテレビに放送中止を申し入れたそうです。
やはりできることなら、放送は中止して欲しいですね。

「チェンソーの刃を人に向ける」ということがいくら芸とはいえ、どれほど危険なことか番組関係者の方々にはよく考えて頂きたいものです。

皆さんも思うことがあればぜひともフジテレビへ意見を送って下さい。
第45回 新春かくし芸大会 2008このページの「メッセージを書く」ボタンから「かくし芸」宛のメッセージが送れます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なんのことか分からないという人は「過去のエントリーなんという事を!」を見て下さい。


で、続報ですが、チェンソー協会の方が抗議に行ったそうです。
それに対し先方さんは平謝りで、
「真似しないよう安全についてのテロップを流す」
「使用しているチェンソーのメーカー名や型番を見えなくする」

という編集を行い放映するそうです。
業界や、使用しているメーカーさんには迷惑をかけません、ということでしょう。

そういう問題じゃないよね。


もう番組の構成上、カットはできないそうです。
となれば、なんとか編集でうまいことやって頂きたいですね。
向こうもプロであれば。


なぜ、僕がこの「かくし芸」を問題視するのか。
だって考えてみて下さい。
僕はチェンソーは包丁と同じだと思うんです。
危険な道具だけど、きちんと使用すればこれほど便利な物はない。
これは僕がチェンソーの使い方を教える時にいつも心がけている事です。

包丁だって危険な使い方をして「かくし芸」です、なんてされたら業界やそれを使っている職業の人は黙っていないでしょう。

 


危険な芸を職業としてやっている人はもちろんそれだけのリスクを負っているわけですから、問題はないです。
それが素人同然の人が他人の頭上にチェンソーを振りかざす。
そりゃ危なくないようにいろいろ細工はしてるんでしょう。
でもそういう問題じゃないよね。


放映をやめろ!とかまで言わないけど、なんとか中の人にはうまいこと処理してもらいたいものです。

|

« なんという事を! | トップページ | かくし芸続報2 »

出来杉計画の出来事」カテゴリの記事

コメント

抗議に対するマスコミの「平謝り」は、あまり信用できない気もするのですが……。ひとまず見守るしかないのでしょうか。

個人的には、テロップを流すなら画面の半分以上をテロップにして、演技の間はそれを出し続けてもらいたい気分です(本気)。
あるいは、演技の倍以上の時間をかけて、安全講習用のビデオを流すとか(笑)。

投稿: あけぼの | 2007/12/27 00:14

出来杉さま

お久しぶりです。

新春かくし芸のチェンソーの件は、ひどいですね。田中さんのブログのコメントにも書かせていただきましたが、海杉自身は、あれは、業務だと認識しています。リンゴだろうが、鉛筆だろうが、チェンソーを使って収入を得るのですから、林業者と同じ法令を遵守させなければ、筋が通りません。
法律違反をしていて「真似しないでください」はないですね。

あれで労働基準監督署の指導がなかったら、日本中の林業関係者は、法律を守らなくなります。

投稿: 海杉 | 2007/12/27 08:40

再度抗議のメッセージを送りました。

こちらのブログをご覧の皆さん『まだ間に合います!徹底的に抗議しましょう!』結局は自分たちの都合が優先されているだけで根本的な解決にはなってないことを奴らは認識できてません。分からん連中には分かるようにしてやるだけです。『放映を止めろ!』の一文だけでもいい、『皆さん!メッセージを送りましょう!』そして『見てはいけない!見せてはいけない!』

あまりにも哀しすぎます。

投稿: まだ間に合う! | 2007/12/27 09:09

この件に関してフジテレビには抗議の文を送りましたし、チェンソーメーカー各社には見解、対応を問いました。
ハスクバーナゼノア株式会社はすでに対応などを決めておられ関心しましたが、とあるメーカーはこの件を知りませんでした。チェンソーメーカーや販売店で組織される「チェンソー協会」からも抗議されると他メーカーから返信があったのにそれを知らないメーカーには失望しましたよ。
そのメーカーのチェンソーは今後絶対買わない(使わない)と決めました。お気楽なメーカーもあるもんだね。
よし、これからフジテレビに再抗議だ。そう、まだ間に合う!

投稿: サワダラ | 2007/12/27 18:10

今回の件をどうにかしてマスコミにリークしましょう! 雑誌には間に合わずともネット上でだけでも話題になればさらに圧力を増すことができる!心当たりのある方はご協力を!

まだまだ、間に合うぞ!

投稿: マスコミを動かそう! | 2007/12/27 18:36

チェンソーを愛用する者として黙ってはいられません。
でき杉さん、ボクの運用しているページの掲示板とブログ、そしてmixiの「チェンソーアートコミュニティ」にも引用してもよろしいでしょうか。
許可をいただければアップしたいと思います。

投稿: マインドカーバー | 2007/12/27 20:56

みなさん、コメントありがとう。
僕も再度周りに声をかけています。

おかしいものはおかしいと冷静にせめて行きたいですね。
ただ時間がない。

マインドカーバーさん、どんどん引用して下さい。

他の方もどんどん引用して使って下さい!

投稿: でき杉 | 2007/12/27 21:37

いつも拝見しております。
微力ながら私もお手伝いさせていただきます。
雑誌、新聞社等10数社にメールを送りました。
どのような反応、結果になるかは分かりませんが何かアクションを起こさねば、と。
でき杉さん、そしてこのブログをご覧になっている皆さん、山を愛する心熱き方々の一助になれば幸いです。

残された時間はわずかですが出来るだけのことはやってみましょう。

投稿: 山百合 | 2007/12/27 23:48

チェンソー関連のホームページやブログを運営(記事を書いている)方々は、番組を見て検索サイト経由で情報を得ようとする視聴者に向け、統一のメッセージバナーを貼るのはどうでしょうか。チェンソーの運転には、でき得る限りの安全対策の元で行わないと駄目だと。

TV取材の時にはディレクターさんにしっかり説明していても、編集時に“堅苦しくて面白くない”という理由で、それこそバッサリ落とされるところに安全対策についての部分があてられますね。

投稿: とっち | 2007/12/28 01:30

ヤマユリさん、とっちさんありがとう。
とりあえず今日の動きはエントリーに書いた通りなんですが、一応の決着がついたようです。
これだけでも皆の声が届いたのだと思います。


とっちさんの言う通り、安全対策については統一の意思を示すのが良いですね。
これについてもすでに準備をすすめていますので、年明けにでも発表したいと思います。

投稿: でき杉 | 2007/12/28 20:48

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: かくし芸続報:

« なんという事を! | トップページ | かくし芸続報2 »