聞いてないよ〜!
今日は仕事でクマの被害調査に行くということでした。
「クマなんてオレたちの村にいないんだから、被害を調査するってだいぶ奥山まで行かないといけないし、めちゃくちゃ時間かかるんじゃないですかねぇ」
なんて軽口を叩いていたんです。
県の職員さん達と村道から5分ほどの現場に行った時、正直まだ状況を飲み込めずにいました。
「最近こういう風にシカなどの獣害がひどいんだよな〜」なんて思ってたんです。
そう、シカだとばかり思ってました。
じつは、これクマなんです。
縦に3本線入ってるの分かります?
これクマの歯跡なんですって!!!
全然、知らなかったよ〜。
ここまで詳しく見てなかったから。
仕事仲間も誰一人、クマの仕業だとは思わなかったみたい。
まさかクマが人里からは少し離れているけど、普通に仕事をしている現場に身近にいたなんて、もうびっくり!!
というわけで、これ以上クマの被害を受けないように「ウィリー」と呼ぶ生分解性プラスチックでできたものを木に巻き付けました。
(白が「ウィリー」)
これを現場の周囲に巻いてクマが入ってこないようにしています。
色の着いたテープは、「ウィリー」と同じ効果があるかどうか確認するために巻いています。
(色テープを巻いていない現場もあり、比較している)
現場の周囲に「ウィリー」(これ、結構いいお値段でした)を巻き付けて、さらに赤外線センサーカメラを設置。
果たしてクマはどのような行動をとるのでしょうか?
ていうか、クマが普通に僕らの村にいること自体驚いたし、普段仕事している現場にもいたというのが、もうビックリで。
さっそく僕が「リ〜ンリ〜ン」ととても良い音色をだす南部鉄で出来た鈴をバッグに付けたのはいうまでもありません。
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コメント
ご無沙汰しております。
そちらにも「くま」居るんですね、岩手でではあたりまえですが・・・
多種な動物が居るということは=豊かな自然だと思うんですが。
「これ以上クマの被害が」・・とはどんな被害がそちらではありますか?
岩手では林業の被害は無いと認識しています。
農家では色々とトラブルがありますが・・・
投稿: 与作 | 2007/03/27 21:20
与作さん、こちらこそご無沙汰してます。
紀伊半島にもツキノワグマがいます。
ただ、僕の村、それも奥山ではないところにいたことに驚いたんです。
人工林率99%を誇る我が村でもほんと多様な動物がいるんですよね。
クマは杉檜の形成層を食べるんです。
それも30年生〜50年生くらいのを。
こちらはシカの害が桁違いにひどいのですが、クマも最近増えて来ているみたいです。
やはり広葉樹の残る地域と針葉樹のみの地域では動物達の行動も違うのでしょうね。
投稿: でき杉 | 2007/03/27 21:38
由来は「クマ殺しウィリー」と呼ばれた
格闘家をリスペクトした製品らしいですね。
しかし、クマ被害にはチトまいっております・・・
投稿: 祝い杉 | 2007/03/28 23:17
祝い杉くん、ありがとう。
メールしようと思って忘れてます。
打ち合わせしたいので。
「ウィリー」の命名由来はサイコーなんだけど、効果のほどはどないなもんでしょ。
上北(下北?)の基金にも使っているって業者の人は言ってたよ。
投稿: でき杉 | 2007/03/29 22:09