デッサンしてる?
コメントで「デッサンみせて下さい」と頂きました。
チェンソーアートで彫る前にデッサンする人は多いと思います。
僕も多くの諸先輩から「デッサンすべし!」と教わりました。
デッサンはやはり重要ですね。
が、僕はデッサンが大の苦手。
絵を描くのは正直、嫌いです。
よく「美大などの芸術系の学校を出たの?」と聞かれますが、僕は「商学部卒」です。
あと、山仕事をしてるから「林業系?」とも聞かれますが、上記の通り違います。
ただの普通じゃない変わった学生でした。。。
話がずれましたが、
つまりデッサンは苦手なんです。
では、どうしているかというと。
チェンソーアートの大会に出る時、彫ったことの無い注文作品を彫る時などは、まずイメージをラフスケッチします。
これは本当に落書きのようなものです。
で、それからいきなり丸太を彫ります。
このときも丸太にはあまり線などは引きません。
とにかくちょっと彫っては考えて、いろんな角度から見て、彫っては考えて、すこし離れたところから見てを繰り返します。
僕の場合は丸太のストックがある程度あるので、こういうことが出来るんでしょうね。
で、作品を完成させてからデッサンします。
<まず、作品を彫ってからデッサンするという過程は過去のエントリー(世界チェンソーアート競技大会in東栄2006の反省)を見て下さい>
このデッサンは次に彫る時に忘れない為に行うといった意味合いが強いです。
そうそう、僕は基本的にデッサンは公開していこうと思っています。
いままで、ほとんど公開されていないのは、まあつまり僕がデッサンしていないからで・・・
でももうほんと、デッサンしないと忘れちゃうから、なるべく書くようにします!
デモヤッパリカクノニガテ。。
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コメント
私も時々デッサンしますが凄い下手です!
どうしようもないデッサン(落書きみたいなの)を見て、「何でこんなに下手なのに作品はまあまあまともなのか?」とか、作品を見た人から「佐藤さんはきっと絵も上手に書くんでしょうね」とか、さまざま言われます。
私の場合はどちらかというと彫る前にイメージをきちんと頭に叩き込みながら確かめる感じで描いてます。
もちろん出来杉さんみたいに彫り終わってから描くこともあります。
でも、やっぱりデッサンは私も苦手ですね!
投稿: 佐藤 | 2006/10/05 20:39
んーん、なるほどねぇ。忘れない為に行うのかぁ。目から鱗でした。
私がデッサンするときはもっと幼稚な理由です。
「カワセミってどんな鳥だっけ?」そして、写真を見ながら写して、「あ、ここはこうなってるんだぁ」みたいな感じです。
彫りたくても曖昧なイメージしかなくて、そこを確認しながら頭に入れるのに描いてます。
よく、どんな毛並みなのかがわからなくなってしまいチェーンソーを止めて考えてしまうことがあります。
そんな時はデッサンしてないときが殆どですね。
なるほどね。今度真似してみます。
投稿: 音やん | 2006/10/05 20:54
やっぱり佐藤さんもそうですか!
描くのと彫るのとはつながっているけれど、やはり別物で。
よく「絵心があるから出来るんだ」と周りの人に言われますが、これは断固否定してます。
佐藤さんもそうですよね!
>彫る前にイメージをきちんと頭に叩き込みながら確かめる感じで描いてます
参考にします!
投稿: でき杉 | 2006/10/05 23:20
音やんさん、わかりました!
んと、僕の場合は事前に描くというワンクッション経るのがダメなんですよね。
せっかちなんで。
僕が彫るときは写真やモデルを見ながら彫っています。
毛並みが分からなくなったら、写真(モデル)を見るんですよね、僕の場合。
そして、作品を彫った後、デザイン図を注意書きとともに残すというやり方です。
よく考えたら僕がやっているのはデッサンではなかったです。。。
音やんさんが描いているのは、デッサンだと思いますが、僕の場合は「構図」といったほうがよいかもしれません。
今回は勉強になりました。
投稿: でき杉 | 2006/10/05 23:28