山の仕事とチェンソーアートを考える
全林協さんが発行している冊子に『林業新知識』と『現代林業』があります。
(関連記事:「林業新知識」に強引に載りました!)
この両誌の今月号にチェンソーアートに関する話題が載ってました。
この表紙の方がチェンソーカーバーの片岡さん。
僕と同じく山仕事をされている方です。
記事で「山には危険もあるけど、何よりも自由があります」とコメントしてますが、ほんとその通りなんですよね〜。
この「自由」というのは、「自由奔放」っていうのではなく、自分をすべて出して仕事に取り組めると言うか、そういうものだと思います。
山仕事されてる方、そうですよね!
片岡さんは、この週末、山形で開かれているチェンソーアート東日本大会に出場されているようです。
この大会には昨日のますますね杉の記事(「やっぱり!NHKラジオ生活」)で紹介した西間さん(Blogリンクしてますので、リンク集から飛んでみて下さい!)も講師として関わっているようですよ。
今月のフォトレポートが
吉野杉の産地川上村で開かれたフェアの模様を紹介しており、我らが吉野チェンソーアート倶楽部の会長のカービングショーの模様が掲載されています。
(関連記事:まるごと「杉ダラケ」フェア)
こうしてみると、やっぱりチェンソーアートというのは林業の一分野としてとらえられてもいいと思う。
というか、もうそういうことなのかもしれない。
僕は常々チェンソーアートは「見る林業・魅せる林業」だと言ってるわけだけど、イマイチ元気の無いこの業界に、また違った風を吹かせることができるのが、このチェンソーアートだと思うんですよね。
チェンソーアートで山を林業を変えるとはいわないけど、きっかけというか違った視点をもたらすことは出来ると思ってます! 応援クリックよろしく!
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コメント
はじめまして!いつも楽しく拝見させてもらってます。
私はもともとは自然暮らしの会に参加し、ずぶの素人ながら、チェーンソーとログに魅了されたひとりです。
最近、私もチェーンソーアートを始めました。
初めは楽しい嬉しいだけだったのですが、削れば削る程、奥深さと難しさを痛感して来ました。
これからますます、痛感していく事でしょう!
ところで、「イマイチ元気の無いこの業界に、また違った風を吹かせることができるのが、このチェンソーアートだと思うんですよね。」ですが、その通りだと思います。
強いて言えば、より消費者側が参加できる、興味の持てる林業になればなぁと思う事があります。
素人が口を出して生意気ですが、やはり林業というと遠い存在というイメージがあります。
消費者が木の加工品にだけ触れてそれを買うことだけが林業のためだとは思えないんです。
ぜひ、木に触れ丸太の重みを感じるところから始まって欲しいと思っています。
丸太ももっと気軽に買えたら良いのに、、、と素人の私は思ってしまう、、、
ホームセンターで鋸と板は売っているが、チェーンソーは売っていても、それを切る丸太は無いもんね。何となくおかしい気がするのは私だけでしょうか?
私のブログにココをブックマークさせてください!ぜひぜひ!よろ杉!!
投稿: 音やん | 2006/09/09 02:48
音やんさん、初めまして!!
僕の思いに、まさにぴたっと来るコメントでした。
「林業は遠い存在というイメージがある」
ココですねえ。
このイメージに風穴を空けるのが、チェンソーアート、吉野で始まった「まるごとプロジェクト」、そして本命?大穴?の出来杉計画ってわけですね!!
どうぞ、これからもよろ杉です!!
投稿: でき杉 | 2006/09/10 20:09