いろいろわかっちゃうね。
今日は久しぶりに山仕事の話題でも書きましょう。
いま、僕たちは奈良県某所の国有林で仕事をしている(「列状間伐。僕たちの場合」参照)のですが、そこの間伐材を先日市場へ持って行きました。
んで、その市場での売り上げが大層悪かったんです。。。
どこでもそうだと思うんですが、現場と中の人の連絡がうまく行ってなかったため起きたことでした。
で、これもどの職場でもそうでしょうが、緊急で会議を開いたりエラいさんから改めて忠告をうけたり。
やっぱり林「業」なので、市場で高く売れてナンボの世界。
単純なミスで、材が安くなってしまったのは残念です。
僕らはその会議で当日の市の価格表をもらったのですが、なんとインターネットって凄いね、こんなページがありました。
国有林のサイトなんですが、「近畿中国森林管理局 」の一般競争入札(8月)のPDFファイルを見てみると・・・
うわっ、オレたちの出した材、全国ワーストだったのか・・・
そりゃエラいさん、キレるわ。。。
注!!)
オレたちっていってもこの国有林では僕らのチームだけが仕事をしているわけはないですよ。
今回の結果をみて、現場のみんなはいままで以上にがんばってます。
来月の市はどーなるかなあ。
これ以上、恥はかきたくないす。。。
これは、なんでもわかるすごいインターネットですね。
| 固定リンク
「林業(四方山話)」カテゴリの記事
- 黒滝村森林組合現場見学会2025(2025.12.22)
- 黒滝村森林組合見学会2025やります(2025.11.12)
- 林業はAIにはできない仕事(2025.11.02)
- 奈良県の森林の仕事ガイダンスに行きます!(2025.10.31)
- 竹中大工道具館へ行ってみた(2024.11.19)


コメント
市場って高く売れるシステムかと
思ってましたが、安く買い叩くシステム
になってますねぇ・・・
市場の機能は
「この時期にどんな木がどれだけ集まるか?」
って情報だけなのではないでしょうか
そうするとインターネットってすごいですね
木を売る方法を考えているのですが、
素材業者ではなく加工業者に直接取引き
できないか?なんて思っております。
投稿: 祝い杉 | 2006/09/27 22:28
杉が立米5000円台ですか・・・(絶句)
セリで決まる値段ですから土場の立地環境も価格に影響すると思いますが、50年生クラスの材でこの価格ってのは想像できません。 市場に出すまでにかかった手間はどこも似たようなものではないかと思うのですが、どんな連絡手続きのミスでここまで価格がさがってしまうのか、書ける範囲でポチっと教えてください。
投稿: 成瀬 | 2006/09/29 07:16
祝い杉くん、いつもいろいろとありがとね。
んと、市場っていうのは相場だし、買い叩いたり、予想を超えたり、まあそういうものでしょう。
ただ僕たちのやり方に改善点はあるので、その辺が次の市でどうなるかですね。
あとね、
「ミニストップ」の件は僕も知ってました。
祝い杉くんが動いたのかと思ったよ。
(や、まじで動いた?)
本、ありがとう。
勉強します!
投稿: でき杉 | 2006/09/29 21:16
成瀬さん、以下に書くことはあくまでも僕が思う原因です。
このブログもいろんな人が見てるから、まあいろいろとアレなんだけど、まあ書きます。
(ホントはあまり気にしてない)
今回の仕事。
「国有林」が発注した仕事をある機関が受けました。
その機関は材の「量」で仕事を受けているんですね。
つまり、「いついつまでに何立米出す」という契約です。
で、現場で動く僕ら作業員は「この木はちょっと・・・」と思うようなものも、量が必要なので、とりあえず出すわけです。
出した木を運ぶのはまた別のチームです。
僕たちは「まあ、運ぶ時にきちんと整理してるみたいだよ」
運ぶチームは「伐りの人たちがちゃんと整理してるみたいだよ」
で、市場に並んだ材は長さはそろってないわ、曲がりや割れがあったりともう散々。
現場では複数のチームが同時進行で動いていて、横の連絡がうまく取れていなかったのが、原因だと思っています。
つまり単純ミスですね。
成瀬さん、どうでしょう。
これでご理解いただけましたか?
まあ正直、手入れのされていない難しい山です。
どんなにやっても、とびきり良い値段はつかないでしょう。
でも、今回は木の悪さよりも仕事の悪さで値段がつかなかったと考えます。
投稿: でき杉 | 2006/09/29 21:49
なるほど、そういう背景だったのですか。 書きにくい事を書かせてしまったみたいですが、私なりの勉強にさせていただきます。 有難うございました。
こちらでは8月は市場への出品が少なく、若干ですが値があがる傾向だとか。 実際にセリに参加して購入した杉がまだ半分くらい(2立米?)残っています。 最近になってようやくですが、年輪をみて、その杉の育て方や山での枝の混み具合などを想像できるようになりました。 買った材もまだ伐ったばかりの重量水分豊富なものから、あちこちの土場を転戦してきて中の水分が飛んでしまったスカスカ杉まで色々です。 比重でみたら皮つきで多分1/4程度にまでなってしまっているんぢゃないかな。
それがどんな材であっても、今の私にとっては皆フクロウにしかならない同じ杉(笑)って事になるんですけどね。
投稿: 成瀬 | 2006/09/30 05:43
いやいや成瀬さん、別に書きにくいことはないので、これからもなんでも聞いて下さいな。
>年輪をみて、その杉の育て方や山での枝の混み具合などを想像できるようになりました。
スギい、いやスゴい!
僕はそこまで丸太をじっくりと観察してないです。
これからはもっと製品というか木の使われ方にも木を配らないといけないと思っています。
それにしても杉って最初あんなに重いのに、水分抜けると軽くて拍子抜けしますね。
投稿: でき杉 | 2006/09/30 16:02
ご無沙汰しています。僕の地元のセリはとにかく粗探しです。少しでも文句をつけて安く買うみたいな感じです。そして製材所も杉の底値を知っているから価格は上がりません。
祝い杉さんが書かれていますが直接販売は良い方法だと思います。住宅材として考えた場合、直接お施主様に売り、製材所は木材を賃挽きという形で加工費を頂くという方法です。でもこれはネットワーク作りが必要で、素材生産者、伐採業者、製材所、大工などがネットワークを作り、価格も決めて家作りに取り組まなければなりません。他県では『山のお見合い』という名で直接お施主様が山に行き木を見て販売して上記のネットワークで家を建てるという取組みがされています。
長い文になりスミマセン。今度は森の感謝祭で会えるかな?
投稿: サワダラ | 2006/09/30 19:13
サワダラさん、ご無沙汰です。
貴重な情報ありがとうございます。
「山のお見合い」とはまたうまいネーミングですね。
祝い杉くんとサワダラさんは話が合うと思いますよ。
いつかオフ会できたらいいですね。
(出来杉万博)
「森の感謝祭」はどのような形で参加するか分かりませんが、4、5日にエントリーはしようと思っています。
楽しみですね!
投稿: でき杉 | 2006/09/30 22:43