作品制作で気をつけてること。
先日の東栄大会の報告をした時に、コメントで「チェンソーアート作品には二つの流れができつつあり、それは<売り物>か<作品>かである」と頂きました。
これは表現活動に置いて必ず話題になることですよね。
僕はチェンソーで彫刻した作品は、ほとんど全て販売しています。
注文を頂いて作るのと、作った作品は販売店に卸すからです。
最初から販売を考えて作品を製作しているのですが、それが第一ではなくて、やっぱりまずは自分が欲しいものを作っています。
あと、次に注意しているのは、作品の置き場です。
購入した方が作品をいったいどこに置くのか、玄関でも外なのか内なのか、下駄箱の上なのか、リビングなのか、寝室なのかを考えてサイズやデザインを考えています。
「うさぎのフォトフレーム」や「やっと一段落、かな。」のリスのフォトフレームはチェストの上や下駄箱の上に置かれることを想定して作っているものです。
僕のチェンソーアート作品は芸術品というよりもむしろ雑貨だと思っています。
これもやはり雑貨が好きだから、自分の作品もこうなるのでしょうね。
ただ、反動という物はあるようで、雑貨っぽいものばかり作っていると、なんだかもんもんと芸術志向のものが作りたくなります。
一応、アイディアはあるので、来月あたりにチャレンジしてみようかな?
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コメント
>僕のチェンソーアート作品は芸術品というよりもむしろ雑貨だと思っています
僕が大会で見た作品やブログで出来杉さんの作品を見て思うのは、チェンソーポップアートだなーと感じています。イイ意味でのポップなんです。
気分によって置き場所を変えたくなる作品であり、置き場所を変えられる作品だと思います。
床の間にしか飾れないゴリゴリの作品もありだと思いますし色々あっておもしろいんじゃないですか。じゃー次は「くま」でなく「熊」をお願いします(笑)。
投稿: サワダラ | 2006/06/17 12:34
>サワダラさん
おー、鋭い!!すばらしい!!
まさに「ポップ」は強烈に意識していることです。
僕の作品は音楽に例えるならば「POPS」だと思っています。
「熊」ですか。
北海道の例のヤツやってみますか!
投稿: でき杉 | 2006/06/18 20:30