日本の夏、そまびとの夏(9)
「いつまで続くの? そまびとの話は」。
まだまだ続きます。
今年で終了してしまった「そまびと選手権」。
来年からは別の形の催しものに変わるそうです。
より観光目的な「そまびと」になるようですが、そこで「出来杉計画」からの提案。
僕は「山いき」の技は十分、お客さんを喜ばせることができると考えてます。
そまびと大会でも木登りやロープ上げなどで歓声が上がっていましたし。
まず、杉の立ち木に梯子をかけて登って、ヨキ(手斧)にて枝打ち。
そのリズミカルな作業を見てもらい、次に枝のなくなった木に希望するお客さんに梯子で登ってもらう。6mの梯子のてっぺんに登ったら結構スリリングだと思いますよ。
お客さんが梯子で登った後は、僕ら山いきの木登り。リレーでポンポン登っていきます。
最後にはその立ち木の伐倒。手作業でもいいし、チェンソーでもいい。
ちゃんと的を置いて、そこ目掛けて倒す。ばっちり当たれば歓声が上がること間違いなし!
こうした「山いきの技」の時間の他に、地元吉野材を使ったチェンソーアートショーの時間も当然アリ。
これぞ「見る林業、魅せる林業」。
ネタはもっともっとたくさんあると思うんですよ、川上村さん。
だれかみてないかなー、役場の人。
あ、これじゃお金が落ちないのか。
いや、チェンソーアートのショーで作った作品はオークションにかければ、お金は動きますよ。
役場の人もいろいろと考えているのでしょうけど、20回も続いた大会を完全に切ってしまうのもやっぱり寂しいっす。
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