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2005/07/31

だれが日本の「森」を殺すのか

みなさん、読みましたか?
田中さんの著書は、直接的で分かりやすくて読みやすいと僕は思っています。

さて、今回のこの本。
凄いタイトル。田中さんの著書はこのような刺激的なタイトルが多いようですが、今回の場合、内容とタイトルはあまり関係がない感じです。ま、タイトルは基本的に「つかみ」ですからね。
実際の内容は、本の「帯」に書いてある「日本の<森林資源>の有効活用の試みは既に全国で始まっている。私はその例を全国に取材した」です。

山いきの僕が感想として思ったこと。
知らないことばっかりだ・・・

そう、本当に僕は何も知らないのだ。
山いきは山に行って草刈ったり、木を伐っていれば良いのか?
ただ「中の人」に言われるがままに、何も考えずに働いていれば良いのか?

僕は「日本の森林資源の有効活用の試み」に、果たして参加出来ているのだろうか。
いや、参加できるのだろうか。
もう全然、勉強が足りないんだな、オレは。
でも、イチローも言っている「ひとりの人間のできることは、限られている」って。
山いきは、広く「林業」の人たちと連携してがんばっていかなきゃダメなんだと思う。

ちなみに、この本には僕がショーカーバー契約を結んでいる「チェンソーアート・ジャパン」も取り上げられています。この記事に関してはまた後日、触れたいと思います。

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2005/07/28

日本の夏、そまびとの夏(9)

「いつまで続くの? そまびとの話は」。
まだまだ続きます。

今年で終了してしまった「そまびと選手権」。
来年からは別の形の催しものに変わるそうです。
より観光目的な「そまびと」になるようですが、そこで「出来杉計画」からの提案。

僕は「山いき」の技は十分、お客さんを喜ばせることができると考えてます。
そまびと大会でも木登りやロープ上げなどで歓声が上がっていましたし。

まず、杉の立ち木に梯子をかけて登って、ヨキ(手斧)にて枝打ち。
そのリズミカルな作業を見てもらい、次に枝のなくなった木に希望するお客さんに梯子で登ってもらう。6mの梯子のてっぺんに登ったら結構スリリングだと思いますよ。
お客さんが梯子で登った後は、僕ら山いきの木登り。リレーでポンポン登っていきます。
最後にはその立ち木の伐倒。手作業でもいいし、チェンソーでもいい。
ちゃんと的を置いて、そこ目掛けて倒す。ばっちり当たれば歓声が上がること間違いなし!

こうした「山いきの技」の時間の他に、地元吉野材を使ったチェンソーアートショーの時間も当然アリ。
これぞ「見る林業、魅せる林業」。

ネタはもっともっとたくさんあると思うんですよ、川上村さん。
だれかみてないかなー、役場の人。
あ、これじゃお金が落ちないのか。
いや、チェンソーアートのショーで作った作品はオークションにかければ、お金は動きますよ。
役場の人もいろいろと考えているのでしょうけど、20回も続いた大会を完全に切ってしまうのもやっぱり寂しいっす。

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2005/07/26

ライバル出現

IMG_2327
これはいったい・・・
「出来杉炭」!?
パクられた?っていうかオレがパクっちゃった?

この正体は、
IMG_2325
吉野杉の炭。

まさか同じことを考えている人物がこんなに近くにいたとは。
こりゃ提携だな。


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2005/07/25

日本の夏、そまびとの夏(8)

そまびと大会から一夜明けて。
筋肉痛です。。。

筋肉痛ということは、つまり練習不足だったということですね、やっぱり。
競技で使う筋肉をちゃんと鍛えていれば、疲れることはあっても筋肉痛になるなんてことはないわけだから。テレビの取材に敗因を聞かれ「少しだけ運がなかった」と答えけれど、やっぱり練習はウソをつかないですね。

勝者には運があり敗者には理由がある」。
その通りでした。

で、昨日書けなかった記事を。
僕らは最終的に4位という結果でしたが、仕事仲間のチームは予選6位という結果で惜しくも決勝に進めませんでした。毎年、競い合って決勝に進んでいただけに仲間たちの悔しさは計り知れないものがあったと思います。う〜ん、、うまく言葉を紡ぐことができないですね、正直。僕らも仲間の分もがんばりたかったのですが、、力及びませんでした。

一緒にがんばったもう一チーム。「NOBITA」。奥さんとその仲間のチームです。
CIMG1278
われらがエンジェルたちはやってくれました!
予選を2位で通過し、最終的に3位!!
立派な成績です。本人たちも満足のようでした。体調の良くないコもいたのに本当によくがんばってくれて感動ものでした。声援もどのチームよりも一番受けていたと思います。
とにかく大会を一番盛り上げたのは、われらがエンジェルに間違いないのは、マスコミに一番取り上げられていたことが証明してるでしょう。セレブパワー爆発です。優勝チームよりも取り上げられてたな。

こんなそまびと大会が今年で終わってしまうのは、正直ほんと寂しいです。うん、寂しいよ。
けれど、すばらしい大会でした。川上村には本当に感謝しています。

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2005/07/24

日本の夏、そまびとの夏(7)

IMG_2312
ついにきた最後のそまびと大会。

今回はいつも以上に周りの方の応援もあり、気合い十分。
CIMG1238
まずは予選最初の種目、丸太切り。結果は20組中6位。
去年は一位を取っていたし、今年も狙っていた。
で、この結果。正直、ヤバいと。断っておくと、僕は一喜一憂しやすい性格です。

2種目めはロープの打ち上げ。
CIMG1246
コレも去年は一位だった。今年は3位。一位二位の記録は僕が練習でも出したことのない記録。これを本番で出すのだから、凄い。完敗。この時点で、かなりやばいかなと。

3種目目は丸太転がし。
これは写真がないけれど、いつも苦手としている種目。結果は11位。
ヤバいと思ったけど、点数を計算してみるとこの時点で総合5位。
「あ、予選通過できるかも」

4種目目は木登り。CIMG1256
去年は3位だったこの種目。で、今年は1位
やっと部門賞獲得。これで予選通過は確実。

ここからが本番。
CIMG1266
決勝、第一種目。木倒し。これは僕らがもっとも苦手とする競技。
今回も大きく的を外してしまった。。。
が、他のチームも的を外し、僕らは3位という結果に。
これなら最後の丸太切りで一位を取れば優勝も!

CIMG1283
必死です
この競技は比較的得意とする種目。今回も自信はあった。
が、結果は4位。この結果には正直ショックを覚えた、けどもう全力を出し切ったので(腕が上がらない)、どこかで満足感が。

最終順位は4位。
応援してくれた皆さん、ありがとうございました。
正直、残念な結果です。でも、競技終了後、他のチームの話を聞いてみると、やっぱり皆さんしっかり練習していたとのこと。僕らも練習していましたが、やっぱり練習の質と量が結果に現れたかな、と。

一つの目標に向かってみんなで努力する。
なかなか山の仕事では味わえないことで、そまびと大会に参戦してからは、充実した時間を過ごすことができました。
そまびと大会には本当に感謝です。大会関係者および参加者の皆様、それから応援にきてくださった皆様、本当にありがとうございました。

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2005/07/23

日本の夏、そまびとの夏(6)

IMG_2297
そまびと応援グッズです!
いよいよ明日。このコたちも応援にいきます。

みんながんばろう!!


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2005/07/19

出来杉計画タオル完成!!

IMG_2291
(写真をクリックすると大きくなります)

『出来杉良品』第一弾!ついに「出来杉計画タオル」が完成しました!
タオルはもちろん日本製。
その辺の宿に置いてある温泉タオルとは、まったく違う肌触りです。
サイズは35x87センチと通常より大きめのスポーツタオルとなっております。

タオル右側になんて書いてあるかと言うと、
IMG_2288
このタオルは、僕の作品を購入してくれた方にお礼としてお渡ししようと思っていまして、そのため、この「出来杉作品三ヶ条」を入れています。
作品は主に杉を利用しているため、保存状態によっては作品の寿命が短くなってしまうことがあり、それは残念なことです。
それを避けるための「三ヶ条」です!

もちろん、作品を購入していなくても、「欲しい!」と言う方にはお分けしていますので(一枚750円)、メールにて連絡してください。

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2005/07/16

日本の夏、そまびとの夏(4)

いよいよ、あと8日となったそまびと大会。
うちら練習してます。
CIMG1175
ロープの打ち上げ。5m離れたところから木を倒すときの要領でロープを上に投げます。
去年は5m40cm上げて一位だったんで、今年はそれ以上上げるつもり。
これはロープを結ぶところも含めて一分以内にやらなきゃいけないのがミソ。

CIMG1183
丸太も切ります。
これは予選の練習。25cmの丸太を尺2寸のノコでひきます。
今日のタイムは40秒ということで、う〜む、あまり良くない。

他に、写真がないけど、木登りもしてます。
5m離れたところから走っていって、1m50cmのロープを使い6mの高さまで登り、またおりて来て5m離れたところへ戻るという競技。2人のリレーで24秒。これもあまりいいタイムじゃない、かな。

IMG_2284
女子チームも出ます。
僕らの奥さんとその仲間たち(学生)です。若さはじけてます。まぶしいっす。

と、こんな感じの練習を仕事後にやっているもんだから、もうフラフラでクラクラ。
練習のタイムがあまり良くないのは、疲れているせいだと自分を納得させています。
まあ、でも「そまびと大会」はオレたちの甲子園だから。がんばります!!

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2005/07/11

プランター・コアラ

IMG_2251
プランターに抱きついているコアラ。
玄関に置きたいということで注文を頂いたものです。

自分では今まで作ったコアラの中で一番表情がかわいく出来たと思っています。
いつも自分の納得のいくように作っているのだけど、どうしても差が出てしまう。
まだまだ職人技とはいかないですね。

次もデザインを変えてコアラを作る予定。
いいものを作りたいですね。
依頼してくれた方が喜んでくれて、僕もうれしくなるような。


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2005/07/10

第6回林業Iターンミーティング

岐阜県のNPO法人Woodsman Workshopが主催するこの「林業Iターンミーティング」。
一言で言えば、林業を志す者、実際に就労している者が全国から集まり「ミッチリ勉強&バッチリ実習」するというもの。かならずしもIターン者に限るというわけではなく。
今回の内容は、刃物の話、その研ぎ方使い方。安全で効率の良い間伐。そして林業での起業について。
これらが7/8〜10の二泊三日で開かれた。

僕は今回が初参加。
参加目的は、やはり自分自身の「技術の」レベルアップ。
だったんだけど、Iターンミーティングから帰って来た今思うこと。
技術を教えてもらったことは何より大きい、でも講師陣含めて参加者全てのとにかく熱い、熱い、想い。これにヤラレタ。

僕は常々思って来たし、このブログにも書いた。
オレたち「山いき」は凄いんだ、と。
これは間違っていなかったことがはっきりと確信できた。

25時、26時まで飲み、語り続け、次の日も平気な顔でガンガンに動き回る「山いき」。
愛すべき仲間たちと出会えたことに感謝します。
最高でした!

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2005/07/05

隔月刊『コンフォルト』8月号

ここに「吉野の山いき 梶谷哲也の「山仕事日記」」を連載し始めました!!

正確には「山仕事記」で、毎月の山仕事の様子を写真とともに書いています。
第一回目の4月が「枝打ち」、5月が「木起こし」です。
このブログとはひと味違う仕上がりです。
「山仕事日記」を読んで一人でも多くの人が森林、山、林業、山仕事、山いきに興味を持ってくれるようにしたいと思っています。
ぜひ読んでください。

さて、このブログを読んだあなたのこの後の行動。分かってますよ。手に取るように分かります。
あなたは書店に行きますね。書店の「建築・インテリア」コーナーに足を運ぶでしょう。
そこでこの『CONFORT(コンフォルト)』を手に取ります。
バラバラとめくり、そのきれいな写真に目を奪われるでしょう。
「隔月刊杉はどこかな?」「あ、あった」
ざっと立ち読みします。
で、あなたは『CONFORT』をレジへ持っていくでしょう。
あなたは『CONFORT』をレジへ持っていくでしょう。
あな・・
皆まで言いません。分かってますから。

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2005/07/04

(秘密ポケット付き)ワンコ

IMG_2208
玄関用に、と依頼を受けて作成した和犬。
和犬はいつ以来か覚えていないほど、久しぶりに作ったにしてはなかなか気に入っております。

で、タイトルには「(秘密ポケット)」と書いてある。
どこにポケットが?というと、
IMG_2210
玄関って、ちょっとなにかを置く場所があると便利!という自分の経験からポッケを作ってみました。
あ、もちろんポッケもすべてチェンソーで作っています。
依頼主の方が喜んでくれたらいいなあ。

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2005/07/03

朝日新聞奈良版H17.7.3

IMG_2238
先日の取材が記事になりました。予想以上に大きな記事で驚きです。
写真にはないけれど、この記事と一緒に山仕事についても触れられています。

この『「見る林業」へチェーンソーで彫刻』というタイトル。この中の「見る林業」、これが僕の考えているチェンソーアートです。正確には「魅せる林業。見る林業」です。僕はチェンソーによる彫刻と山仕事を分けて考えてはおらず、ひとくくりに「林業」としてとらえています。

山の仕事というのは、なかなか街の人には正確には伝わりにくい。でも、僕にはチェンソーと言う武器がある。僕の作品を買っていただく、町中で実演を行う。これらによって、木や森林や山仕事に興味を持ってもらえるかもしれない。山の仕事は結局、木材が消費されるから生業として成り立つ。僕はチェンソーを手に木材の消費の現場にも立つわけです。全て含めて僕の考える「林業」です。

このチェンソーアートと同じことが杉の葉染めにも言えるんです。やっぱりこれも「きれいな」「楽しめる」「魅せる」林業でしょう。なかなか杉染めのほうが進んでませんけど、出来杉計画はこうやって歩んでいきます。

 

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