朝日新聞奈良版H17.7.3
先日の取材が記事になりました。予想以上に大きな記事で驚きです。
写真にはないけれど、この記事と一緒に山仕事についても触れられています。
この『「見る林業」へチェーンソーで彫刻』というタイトル。この中の「見る林業」、これが僕の考えているチェンソーアートです。正確には「魅せる林業。見る林業」です。僕はチェンソーによる彫刻と山仕事を分けて考えてはおらず、ひとくくりに「林業」としてとらえています。
山の仕事というのは、なかなか街の人には正確には伝わりにくい。でも、僕にはチェンソーと言う武器がある。僕の作品を買っていただく、町中で実演を行う。これらによって、木や森林や山仕事に興味を持ってもらえるかもしれない。山の仕事は結局、木材が消費されるから生業として成り立つ。僕はチェンソーを手に木材の消費の現場にも立つわけです。全て含めて僕の考える「林業」です。
このチェンソーアートと同じことが杉の葉染めにも言えるんです。やっぱりこれも「きれいな」「楽しめる」「魅せる」林業でしょう。なかなか杉染めのほうが進んでませんけど、出来杉計画はこうやって歩んでいきます。
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コメント
梶谷さん、こんにちは。
朝日の記事、読みましたよ。奈良版だから、読める人は限られると思うけど、私は初めて梶谷さんの顔を知りました(^o^)。
「見る林業」は、いいキャッチですね。以前、高槻市の森林組合では、観光林業⇒環境林業というキャッチを持ち出して売り出しましたが、もうこれからは「見る林業」「魅せる林業」でしょう(^o^)。
黒滝村の現状も少しわかりました。今度お逢いした時にいろいろ聞かせてください。
投稿: 田中淳夫 | 2005/07/04 12:04
田中さん、コメントありがとうございます。
「見る、魅せる林業」はチェンソーアートだけじゃなくて、伐採、枝打ちだって良いと思うんですよ。ようは、こういった視点を持つか持たないかですよね。
いま「森コロ」を読んでいる最中です。読み終えたらブログに書きます!
投稿: でき杉 | 2005/07/04 19:44
うちの母が
「黒滝の人らでてるでー、これあのフクロウ作った人か?」
と言ってました。(笑)
身近なところで新聞の影響力を感じてしまいました・・・
投稿: いわい | 2005/07/05 08:33
岩井くん、どんどん宣伝してや〜。
投稿: でき杉 | 2005/07/05 20:04