犬の作品2004
この作品は去年の夏頃のものでしょうか。自分でもかなり気に入っている作品です。おそらく販売店でどなたかにもらわれていったと思います。
今の方がチェンソーの使い方がうまくなっているのですが、だからといって常に「いい表情」が生まれるとは限らない。まだ僕に「いい表情」を生む腕がないといえば、その通りなのですが、技術だけでは自分の納得する作品が生まれないのもまた事実です。
この作品は大きくて印象に残っている作品です。これは去年の秋の作品と思います。ゴールデン・レトリーバーを依頼されて、実物大で作ろうとがんばったものです。注文は二体頂いていて、どちらも同じように作ったのですが、やはり丸太の大きさも多少異なるし、結構違う二匹になりました。
過去の作品を振り返るのは、なかなか複雑なものですが、そのときの試行錯誤がよみがえってきて、気持ちが新たになりますね。新作もがんばろうっと。
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コメント
いい表情してますよね!!
そういえば、初めて梶谷さんと出会ったのは、昨年のリッジウェイ行きでしたよね。
そして、リッジウェイでのメインカービングの作品を作り終えた後、時間が空いたからと言う事で、確かメインカービングの丸太の切れ端子で犬を彫っていましたよね、可愛らしい子犬を思い出しました。
しかもすぐさま、買い手がついて、いい値段でうれたようでしたが。
すごい人やな〜〜思うてました。
今年は、自分なりのメンタルな面で、東栄町の大会をパスされて次の機会への闘志を燃やされておられましたが、益々腕に磨きをかけていくのでしょうね。
小野沢さんや内藤さん、玲さん、それにBあやさんたちも海外の大会に出向いては武者修行しているようです。
梶谷さんも頑張って下さい。
僕は今年いけなかったリッジウェイに来年こそは行くと言う事だけを励みに仕事に精出してますわ・・・・
では、また・・・
投稿: MASA | 2005/06/25 15:07
>MASAさん
そうですよね、リッジウェイ。人生の中でも本当に楽しく興奮した日々でした。異国の人たちが自分の作品を欲しいと言ってくれる。自信になりました。MASAさんのおかげです。なにもかもお世話になって本当に助かりました。
来年のリッジウェイ。もちろん僕も行く気満々です。実はぼんやりとデザインも考えてますよ! ここだけの話ですが。。
投稿: でき杉 | 2005/06/25 21:53