出来杉計画とは

(記、2013年4月30日)
現在、人工林や花粉症などなどなにかと印象の悪い「杉」。
でも、古来からその扱いやすさで日本人とともに歩んできたのも事実。

そんな杉をなんとかしよう!

杉のために出来る事をスギスギ(次々)やって行く計画」を開始します!

<出来杉計画活動の柱>
○林業の話題は
山仕事、林業の話題 
○チェンソーアートの話題は
チェーンソーアートの話題
チェーンソーアートの作品
○杉の葉染めの話題は
杉の葉染めの話

杉の学名は「Cryptomeria japonica(隠れた日本の財産)」。
いつまでも隠しておくのはもったいない!

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2025/11/29

2025(前期)林業技能検定試験合格発表!

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ついに今年前期の合格者が発表されました

1級の合格者は13名となかなかの狭き門となりましたね。

実技も学科も合格するというのは、やはりかなり難しいのでしょう。

合格された方おめでとうございます。

自慢できると思いますよ!

 

また2級が28名、3級が27名合格とこちらはまずまずの合格率だったのではないでしょうか。

おめでとうざいます!

 

これから後期の実技試験が始まりますが、後半戦はより合格率が上がってくると思います。

受験者の皆さん頑張って!

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2025/11/12

黒滝村森林組合見学会2025やります

ガイダンスお疲れ様でした。

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18名の方が僕らのブースに足を運んでくれました。

自分たちの良いところ、強み、そして弱みをうまく伝えられたか、いまになって心配しています。

どこまで話を聞き出して良いのか、さじ加減も難しかったなあと。

 

ガイダンスに参加してより興味を持ってくれた方、またガイダンスに参加できなかったけれど、黒滝村森林組合に興味を持ってくれている方。

ぜひ、一度職場見学に来てください。

午前中、組合事務所で組合の概要や移住に関する説明を行い、質疑応答の時間を設けるつもりです。

その後、山へ行き、現場でお昼ご飯。

そのまま現場の見学と作業員とのコミュニケーションが取れたら良いかと持っています。

実際の現場の距離感や作業の様子を感じることのできる機会となっていますので、ぜひぜひ参加してくださいね!

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2025/11/02

林業はAIにはできない仕事

みんなAI活用してますよね

便利すぎてもう一瞬で手放せなくなりました。

検索が過去のものになり、日常生活や仕事、勉強の相棒として、本当に便利です。

林業でも活用できるところはかなりあると思います。

ただ、生成AIからロボティクス、フィジカルAIの時代なっても(それはもうすぐ)、林業現場ではまだ人間が活躍するところが多いと思います。

枝打ちロボや搬出ロボはすぐにでも出てきそうですが。

これから何十年もヒトが活躍できる仕事って限られてくるだろうけど、林業は例外の一つだと思う。

そんな目線もあっていいとかなと思う人はぜひ森林の仕事ガイダンスに来てくださいね。

僕も黒滝村森林組合ブースに座ってますんで!

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2025/10/31

奈良県の森林の仕事ガイダンスに行きます!

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この広告に使われている画像は僕ら黒滝村森林組合の作業員たちなんです(僕は写っていない)。

というわけで黒滝村森林組合が森林の仕事ガイダンスにブースを出します!

森林組合の仕事が右肩上がりに増えてきて、まったく人が足りていません。

従来の林業に加えて、小花粉スギの森づくりや針広混交林づくりは新しい試み。

特殊伐採は2班体制で回していますが、需要が多すぎて追いついていません。

企業とコラボレーションして植林イベントや山林作業からの企業の森づくり。

地域の子どもたちへ黒滝学の出張授業。

樹木医による診断業務。

そして、もちろんモンベルの店舗運営に加えて、地域の魅力を活かしたガイドやツアーも予定しています。

多彩な人材により仕事が急拡大しており、それをこなす人間が足りていなく、水を得ない魚状態。

 

ガイダンス当日は僕も会場へ行きます。

興味のある人はぜひ11月8日遊びに来てください。

また、周りの方にも紹介してくださいね。

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2025/10/25

桜の名所、吉野山でクビアカツヤカミキリのフラス確認

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吉野山といえば、全国的にも有名な桜の名所だと思います。

「一目千本」と言われるように見えるところ山一面に桜が広がっているような場所になります。

 

ここで外来の昆虫であるクビアカツヤカミキリのフラスが見つかったとという報告が環境省からありました。

環境省のホームページから引用します。

 

<吉野町同時発表>

吉野熊野国立公園の吉野山上千本のヤマザクラにおいて、フラス(※)の発生が確認されました。専門家による同定の結果、特定外来生物クビアカツヤカミキリ(Aromia bungii)による被害であることが確認されましたので、お知らせします。
  被害木には、幼虫の殺虫のための薬剤の樹幹注入を実施済みであり、現在、被害木周辺を含め、吉野山の被害状況の確認を進めています。
  国立公園内におけるクビアカツヤカミキリ被害は、本件が全国初の確認事例です。

※ フラス:クビアカツヤカミキリの幼虫が入り込んだ樹木から4月末頃~10月末頃にかけて排出される、幼虫のフンと木くずが混ざったもの。クビアカツヤカミキリ個体確認の目印となる。

 

これ、本当に大変なことで。

クビアカの被害がまだ全国的に広がっていないからピンとこないのも仕方ないのですが、徐々にクビアカの被害は拡大していて、食害されたサクラはいずれ枯れてしまうんです。

 

簡単に言いますと、

①クビアカツヤカミキリが数百という卵をサクラに産みつける

②孵化して幼虫がサクラを食害(フラスを出す)

③木の中で成虫になったクビアカが周囲に飛び散る

④被害を受けたサクラは徐々に衰弱し、いずれ枯れてしまう

という流れで被害木が加害木になってしまうんですね。(吉野山はサクラだらけ)

なので、こうならないために被害木の中の幼虫を殺すための薬剤を注入したと環境省の文言にあったわけです。

Img_1090(奈良県某所のクビアカツヤカミキリのフラス)

 

で、厄介なのは近年日本に入ってきたので、天敵がいないんですよね。

在来のカミキリムムシは天敵である鳥類にうまく捕殺されてバランスが保たれているのですが、このクビアカは増え続ける一方なのです。

 

奈良県や役場、そして僕ら奈良県樹木医会もこの事態は想定していて準備を進めていたのですが、まさか今年見つかるとは!というのが正直な感想です。

これまでの奈良県の被害状況を鑑みて、すぐに吉野山のサクラがなくなるとかそういうことではありません!

より監視を徹底して、初期防除に努めないといけないということです。

 

みなさんもご自宅やお近くのサクラの根本、株元を観察するようにしてください。

もし、あやしいフラス(木くず)が見つかったら、役場や関係機関に連絡するようにして欲しいと思います。

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2025/10/22

第4回日本伐木チャンピオンシップを見てきた

タイトルの通り、見学してきたんですが、なぜ出場ではなく見学なのかはこちらの投稿を見てくださいね。

抽選で落ちたというわけです。(2回連続)

 

というわけで、仲間たちの応援に行ってきたのですが、一緒に練習している奈良県十津川村役場所属の女性選手が見事決勝進出! 最終的に2位という結果になりました。

どうして役場の人が?と周囲をざわつかせていましたね。

彼女は奈良県フォレスターアカデミー卒業でフォレスター(地域の森林管理者)として十津川村に配属されていたのでした。

Img_1114(これは表彰式の様子)

そのほかの奈良県勢は残念ながら決勝には一歩及ばず。

みんな忙しい中、必死に練習していた姿を知っているだけになかなかツラいですね。

やはり一発勝負で普段通りの実力を発揮するのは難しい。

それをやってのけた決勝進出者、そして表彰台に乗ったメンバーはやはりすごいと思います。

実力は拮抗していますから。

 

もし、競技に興味のある人がいたら、大会を見にいくことをお勧めしますよ。

日常の山仕事とは異なる緊張感の中、頑張っている姿に大いに刺激を受けること間違いなし!

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受け口が二つあったら影響する?

こんな質問がありました。

受け口をうまく作れず、かなり違った方向に作ってしまったため、その受け口は修正不可能として、少し離してその上に正しく受け口を作って伐採したのですが、下の失敗した受け口が何かしら影響したのか、上の受け口からはかなり外れた方向に倒れました。うまく説明できませんが、このように失敗した受け口の上に別の受け口を作るといった行為は危険でしょうか?

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イメージとしてはこんな感じでしょうか。

質問内容は2つあると思います。

①下の受け口は伐倒方向に影響するか

②このようなやり方は危険か

 

以上について、僕の考えを書こうと思うのですが、質問からは樹種やサイズ、どのような現場かがわからないので、受け口だけについて考えます。

まず①について、下の受け口は影響しないと思います。

もちろん直径の半分を超えるような深さだったら多少の影響はあるかと思いますが、1/3ほどなら影響はないかと。

伐倒方向が変わったのは重心の影響が大きいのかなと思います。

 

次に②について。危険ではないと思います。

ですが、かなりイレギュラーであることには違いないと。

慣れないうちは受け口は小さく作って直していくことを心掛けたら良いのではないかなと思います。

 

さて、読者の方はどう思われますか。

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2025/09/04

林業技能検定の学科試験テキストが出た

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いよいよ学科試験が今月の24、25、26日(各級によって違う)に迫ってきた中、学科試験用のテキストが出ました

ギリギリのタイミングでしたね。

内容は試験対策はもちろん、林業を広く知るのに最適なテキストになっています。

これで学科対策はバッチリですね!

 

これを書いている9/4 21:30の時点でAmazonでは10冊在庫があります。

楽天にはありませんでした。(なのでアフィもなし)

もし在庫切れだったら全林協から直接購入してくださいね!

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第1章 林業施業の概要
 林業の概要
  森林の有する多面的機能
  林業施業のあらまし
 目標林型
  目標林型とは
  目標とする径級を決める
  途中の目標林型
  手段としての間伐

第2章 造林
 林業における造林の役割と重要性
  森づくりにおける造林の役割
  造林とはどんな仕事か
  人工林施業
  天然林施業
 地拵え
  地拵えの目的と作業時期
  地拵えに使う道具
  地拵えの種類と特徴
  地拵え作業の安全確保の方法
 植栽する苗木
  苗木の種類
  苗木の特徴
  良い苗木・悪い苗木
  苗木の調達
  主な苗木の取扱い
  主な造林樹種の種類と特徴
 植栽の計画
  植栽の目的、植栽時期・適期
  植栽配置と密度
  植栽の配列
 植栽の方法
  裸苗到着後の取扱い・仮植
  裸苗とポット苗の植栽の手順
  コンテナ苗の植栽道具と植栽方法
  植栽の注意事項
  補植
 造林地の森林保護
  野生動物とその被害
  野生鳥獣被害対策
  森林害虫
  病害と樹木
 造林地の獣害対策の実際
  被害対策の実施
  森林被害軽減対策
  獣害対策
  くくりわなによる捕獲の実際

第3章 育林
 下刈り
  下刈りの目的と作業時期、期間
  下刈りの方法
  下刈り作業の身じたく・服装
  下刈りに使う道具(かま、刈払機)
 下刈り作業の実際
  刈払機の取扱い
  刈払機の正しい装着
  刈払機作業の基本動作
  刈り払い作業の方法
  禁止動作
  望ましい刈り払い動作
  かまによる下刈り作業
 つる切り
  つる切りの目的と時期
  つる切りの注意事項
 除伐
  除伐の目的、必要時期、適期
  除伐の方法と使用道具・機械、注意点
 枝打ち
  枝打ちの目的
  枝打ちの必要時期と作業方法
  枝打ちの適期
  枝打ちの器具
  枝打ち作業の方法
  枝打ち作業の注意点
 間伐
  間伐の目的
  間伐の強度と頻度
  定性間伐と定量間伐
  切り捨て間伐と利用間伐
 間伐の指標
  林分密度管理図
 間伐率の確認
  本数間伐率と材積間伐率
  目視による間伐率の判断
  林分現況を把握する指標
  生産目標によって間伐率は変わる
  「育てる木」を決めてその成長を妨げる木を間伐する
 間伐木の選木方法
  間伐の開始時期
  間伐の作業季節
  選木の考え方
  選木の手順
  間伐の実行―伐採作業
 森林の更新
  森林の発達段階と木材生産機能
  更新方法の種類
  更新方法の選択
  人工林の更新

第4章 伐倒
 チェーンソーの取扱い
  正しい作業姿勢とチェーンソーハンドルの持ち方
  エンジンの始動方法
  鋸断上の注意事項
 伐倒前の準備作業と確認
  服装と保護具
  伐倒前の準備作業
  指差し呼称
 伐倒方法
  伐倒中の合図
  根張り切り
  受け口切り
  おの目切り
  芯切り
  追い口切り
  くさびの使い方
  伐倒補助具の使い方の基本
  退避
  切り株の検証
  伐倒作業の危険予測
  追い口にガイドバーが挟まれた時の対処
 危険木の伐倒・処理
  横または斜め下以外の方向への伐倒
  急傾斜地での伐倒
  大径木の伐倒
  腐れ・空洞のある木の伐倒
  著しい偏心木や裂けやすい木の伐倒

第5章 かかり木処理
 かかり木処理の危険
  かかり木処理中に災害が多発
  かかり木処理の原則
  安全な作業の徹底
 かかり木処理の禁止作業とその理由
  かかられている木の伐倒
  かかり木に激突させるためにかかり木以外の立木の伐倒(浴びせ倒し)
  かかっている木の元玉切り
  かかっている木の肩担ぎ
  かかり木の枝切り
 かかり木処理の方法
  かかり木処理補助器具の使い方
  かかり木のつるの処理
  さまざまな傾斜方向のかかり木への対応
  木回し(フェリングレバー)使用の手順

第6章 造材・木材利用
 造材作業の注意事項
  木にかかる張力を理解する
  弓状になっている枝や小径木
 枝払い
  枝払いの注意点
  枝払いの基本技術
  枝払いのテクニック
 玉切り
  安全確実な玉切りの実行
  材のテンション状態(片持ち、両持ち)と切断手順
 採材・造材
  採材・造材の基本
  有利な採材・造材のポイント
  合板製造で支障となる原木
 木材流通と木材利用

  木材流通の基本
  原木市売市場の機能と取扱いの実態
  直送・直販
  製材・加工所の機能と取扱いの実態
  製品市場及び工務店・ハウスメーカーの機能と取扱いの実態
 木材の特性
  木材の特性、品質の決定要素
  材の乾燥の実際

第7章 木寄せ  人力木寄せ
  木寄せとは
  人力木寄せ
 車両系林業機械による木寄せ
  ウインチなどによる木寄せ
 架線系集材での木寄せ
  架線系集材の「横取り」が木寄せ

第8章 関係法規
 林業種苗法(種苗の配布区域に関する部分)
  林業種苗法の目的
  林業種苗法の主な概要(種苗の配布区域に関する部分)
 保安林制度
  保安林制度の概要
  保安林指定の有無の確認方法
  保安林の指定施業要件

第9章 安全衛生
 林業作業用機械の取扱い等
  チェーンソー
  刈払機
  ワイヤロープ
  その他の資材・道具取扱いのポイント
 林業作業用の服装・安全装具の性能及び取扱い方法
  安全装具の選定基準
 労働災害防止、安全衛生のルール、活動
  作業手順の励行
  ヒヤリハット活動の概要
  危険予知トレーニングの概要
  リスクアセスメント活動の概要
 作業中に潜む危険因子
  傾斜地での歩行・移動
  熱中症
  振動障害
 災害・事故発生時への対応
  救急救命措置
  応急手当
  緊急連絡体制

《参考資料》
 労働安全衛生規則(林業作業に関する部分)
 告示(林業作業に関する部分)
 通達(林業作業に関する部分)
 林業技能検定制度の概要

 

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2025/07/30

クライミングスパー、スパイクの研ぎ方

後輩のスパイクの刺さりがどうにも悪い。

確かに今日は暑かった。殺人的に暑かった。

それでも刺さりが悪かったのでスパーを見せてもらう。

後輩は研いだばかりだというけれど、これはそもそも目指すカタチを知らずにただ削っているだけかもしれない。

スパイクの研ぎ方はチェンソーのカッターのように30度とか目安がないから確かにわかりにくい。

いや、もしかしたら目安はあって僕が知らないだけかもだけど、とりあえず僕が研いでみたのでビフォーアフターを見て。

 

<ビフォー>  →  <アフター>

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意識していることはシャープな三角形を作ること。

画像を見てなんとなくシュッとしているのがわかると思う。

 

研ぐのは画像に写っているけれど、チェンソーのデプスゲージを落とす普通の平やすりを使っています。

何かの参考になれば。

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2025/07/23

2024林業技能検定 学科試験問題の正誤について

先日の読者の方から昨年度の検定試験2級の学科問題の正誤判定に誤りがあるのではないか、とコメントをもらいました。

これは記事にしたとおりです。

 

それが本日、回答がホームページに掲載されました。

 

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問題の作成の大変さがよく伝わりますね。

 

今年度一発目の試験(実技)まであとひと月もありません。

受験生の皆さんはしっかり準備してくださいね!

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