出来杉計画とは

(記、2013年4月30日)
現在、人工林や花粉症などなどなにかと印象の悪い「杉」。
でも、古来からその扱いやすさで日本人とともに歩んできたのも事実。

そんな杉をなんとかしよう!

杉のために出来る事をスギスギ(次々)やって行く計画」を開始します!

<出来杉計画活動の柱>
○林業の話題は
山仕事、林業の話題 
○チェンソーアートの話題は
チェーンソーアートの話題
チェーンソーアートの作品
○杉の葉染めの話題は
杉の葉染めの話

杉の学名は「Cryptomeria japonica(隠れた日本の財産)」。
いつまでも隠しておくのはもったいない!

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2014/11/23

森林の仲間

連休皆さんいかがお過ごしでしょうか。
行楽シーズン、旅行に行かれている方も多いでしょうね。

もちろん僕は仕事です、はい。
でも、とっても楽しい仕事でした◎


三重県の森林施業NPO法人 森林の風で研修会の講師をしてきたんです。
テーマは「チェンソーの取り扱いの基本の再確認とチームワークによる伐倒」

このNPO法人 森林の風は80代のベテランから20代、30代のうら若き男女までいろいろな技術をもった人たちが集まっている森林施業集団なんです。
なので、ベテランと経験の少ない人たち4〜5人でチームを組んでもらって、どのようにしたら楽に安全に早い仕事ができるか、一緒に考え取り組んできました。
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普通、ベテランの人が伐倒を担当して、牽引役は経験の少ない人になりがちです。
でも今回はベテランさんにはなるべく伐倒は控えてもらって、「これからがんばる人」に伐倒役をお願いしました。
中長期的にチームとしての作業量や安全性を高めていくためです。

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↑伐倒後にベテランの方が、光の差し込むようになった空を見上げるように話していました。
良い光景ですよね。
木を上手に倒すことが目的じゃないもんね。
木を倒すことによってもちろん立木が材木になるけど、暗い森に光が差し込む。
森林の機能を回復させる、これも大事な間伐の目的です。
それをきちんと後輩達に伝えるベテラン。
美しきチームワークですよね。


森で一緒に作業する、汗を流す、考える、相談する、助けてもらう。
お弁当の時間のたわいもないおしゃべり。
そんな仲間がいる。
やっぱり森林(もり)の仲間っていいなと、今回講師として参加してしみじみ思いました。

これからも楽しく安全に作業してもらえる一助となれたかなあ。

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2014/11/20

一足早い、、

クリスマスプレゼントというか、自分へのご褒美といいますか。
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買いました。
映画、本当に面白かったもんね。
もっと世間的に話題になるかと思いましたが、僕の周りではこの映画の存在自体知らない人がほとんどでした。。

トトロのように劇場ではパッとしなくても、末永く愛される映画になってほしいなあ。


今年も残りわずかの師走前ということで、なにかと忙しくテレビの前にゆっくり座ることができないので、この「大木エディション」は年末の楽しみにとっておくとしましょうか!

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2014/11/17

検索フレーズ

先週のある日。
このブログの右バナーに「検索フレーズランキング」ってあるでしょ。
そこにこんなフレーズが。

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いや、まあビックリですよ。
これ本当に検索フレーズ? 
これで検索したら「出来杉計画」が確かに出てくるけど(やってみた)、この言葉で検索する人がいるとは。
(てか、出木杉はドラえもんだよ、Googleさん!)


でね、カービングは今でもガンガンやってるわけですよ。
毎月吉野チェンソーアートスクールはやっているし、実演も年に10回ほどやってて、注文作品も年間10体以上作っているはずです。
家具メーカーさんとのコラボレーション(チェンソースツール)もブログにはほとんど書いてないけれど、順調に進めています。

やってるけど、わざとブログには書かないようにしてます。
それは僕が山いきであって、チェンソーカーバーではないから。
チェンソーアート、カービングはあくまで山いきのおっさん(でき杉)がやってる技の一つなのです。


本末転倒はいけません。
現状で手一杯なんですよね。
チェンソーアートのことはプライベートでも、自分から話題にすることはないですが、仕事が自然と舞い込んできて。
とってもありがたいこと。
このペースで進めて行きたいなー、と思っているんです。

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2014/11/10

ウェルカムドッグ!

秋の行楽シーズン、今週末はチェンソーアートざんまいです。

まず、15日の土曜日は

奈良県曽爾村ファームガーデンでの実演です。

11月15日(土)11時〜、14時〜(予定)

例年通り、吉野チェンソアートスクールの生徒さん達による作品の展示販売もあります。
もちろん僕の作った作品もその場で販売します。



で、16日は吉野チェンソーアートスクール

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ラブラドールをモデルにしたウェルカムドッグです。

当日は別パターンのWELCOMEの練習も行います。

お申込み、お問い合わせは

「吉野林業資材センター内 吉野チェンソーアートスクール事務局」まで。

TEL. 0746-32-8129         ringyou@yoshino-shizai.com

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2014/11/07

職長・安全衛生責任者教育を受けて来た

というわけなんですよ。

林業ではあまり取得する資格ではないみたいですが、二日間みっちり安全に対して取り組む良い機会となりました。

職長ーwikipedia)


やっぱり建設、製造業なんかは本気度が違うというか、少なくともやろうとはしてますね。
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林業でも、最近はリスクアセスメントが重視されてますが、まだまだじゃないかなあ。
かかり木の処理一つとっても、いまだに元玉伐りは禁止されてるし、伐り置き間伐の場合の必須技術なんだから、それを安全に行うための議論があってもいいと思うんだけどね。
監督署的にはどうなのかなあ。
いつまでグレーゾーンのまま放っておくのだろう?
ま、そもそもグレーと言うか「禁止」なんだけどね。


最近はチェンソーや刈払機以外にも、重機による事故や災害も増えているでしょ。
林業の現場に腕章巻いた人が常にいなければならないとまでは思わないけど(現場広いし)、やっぱりケガ・事故・災害を減らす努力は個人・事業体・業界上げて取り組むべき課題ですね。


備えとして、防護グッズが増えて来たのは非常にいい傾向だと思うなー
もっと新商品情報とかが簡単に手に入ったらいいのに。


と、この二日間研修に参加して思った次第です。

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2014/11/05

林業の勉強会に参加してきたー

最近、奈良県吉野に若手の「山いき」が増えてきまして。
僕がIターンしたのが約15年前。
これが第一世代だとすると、第二世代ですね。


僕らの世代は、「日経平均38000円でつかんじゃって、どこまで落ちるんだろう」みたいな雰囲気だったんですが、最近の子達は「日経平均8000円だし、あとは上がるだけ!」みたいな林業に希望を持っているのが凄くいい感じなんですよね。
若くてはつらつ、ヤル気があって、そんな子達の側にいるだけで、おっちゃんはとってもうれしくなります。


そんな吉野の若手が林業の勉強会を立ち上げまして、その記念すべき第一回(0回?)目に参加してきました。
林材ジャーナリスト、赤堀楠雄さんの講演会です。
(写真撮り忘れたー)

赤堀さんの話は、木材自給率からシステムキッチンの話など、川上から川下まで丹念な取材に裏打ちされていて、すっごく刺激的で分かりやすく、とても勉強になりました。
個人的にも「取材の心得」みたいなことを教えてもらい、めちゃ感激です。


講演後には、僕の書籍を受け取ってもらいました。
ありがたや〜
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吉野の若手の勉強会は、今後も様々な講師を招聘していくそうです。
いやー、ほんとおっちゃんはうれしいよ。
僕も学ばせてもらいます。


あ、ちな、赤堀さんが持ってるのはこの本です!

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2014/11/03

明日(11・4)のガイアの夜明けが(追記)

テレ東系の番組で「ガイアの夜明け」ってありますよね。
明日は林業のお話みたいですよー

日本は国土の約7割を森林が占める森林大国。林業は、戦後復興期に木材の需要が急増し、活況を呈した。その後、伐採された山林には人工林が新たに植樹されていく。
しかし昭和30年代以降、国産材は低価格の輸入木材に押され、本来なら大量の人工林が切り時を迎えた現在も、8割を輸入に頼るという〝いびつ〟な状態が続いてきた。
そして今、円安に加え高品質の日本の木材が見直され、中国・韓国・台湾などアジアでの需要が上昇。輸出は去年の2.4倍に上るという、新しい時代に突入している。ニッポン林業は復活を遂げるのか...その価値を再発見する新しい動きが始まった。

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予告を見ると、東京と西粟倉の話が中心なのかな。

どんなカタチでもいいから、林業がもっとメディアに取り上げられてほしいなー。
たとえ色眼鏡で見られても、僕はいいと思うのです。

さて、ガイアの夜明け、録画しよっと。

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(追記)

で、皆さん、テレビ観ました?

「いい兆し」的な取り上げ方で、現場で働く身としてはなかなか良かったです。
スギとヒノキがごちゃごちゃだったのが、気になったけど、本職以外気になったひとはいなかっただろうな。

この日は「ガイアの夜明け」以外にも「ワイドスクランブル」でも、林業女子がとりあげられていたようで、どんな切り口でもいいから林業をもっと取り上げてほしいですね。

メディアの方、僕も連絡待ってますよー( ̄ー ̄)ニヤリ

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2014/10/30

「スイス式[森のひと]の育て方」

最近、夜がヒマなので読書してます。
今日の本はこれ。


まず、「森のひと=森で働くプロ」(p15)ということです。


で、この本をズバリ言ってしまうと、民間の林業会社、(株)総合農林の取り組みの紹介です。
この会社は「スイスの林業教育を徹底的に取り入れるプロジェクトを実践している会社」(p22)なのです。


ではなぜスイスなのかと言うと、
「第一に、森の仕事に就く第一歩は森林作業員で、これがみな、実に丁寧に、時間をかけて、徹底した現場実践を通して育てられること。
第二に、森林管理の統括的な責任者であるフォレスターも、森林作業員を経て、なおかつ実務経験を積んでからでないと就けないということ。(以下略)
第三に、フォレスターは基本的には同じ地域の森林に生涯を通して関わり、森林管理の責任を持つと同時に、木材販売などの利益を森林所有者へ還元する役目も持っていること。(以下略)
第四に、森の仕事に携わる各人材(現場、管理者、研究者など)が、部門を越えて連携し、それが有機的に機能していること。
こういう体勢を取りながらも、(略)いろいろ大変な時代をくぐって来て、今良い方向に向かっている」(p15)
からだそうです。


総合農林の紹介とはいえ、スイス林業とその指導についてもしっかりと書かれていますので、とても勉強になりました。
その内容については本を読んでもらうとして、
結局は「スイス式は事あるごとに説明するんだ」(p142)
これですね。

「見て覚えろ、経験を積め」ではなくて「説明する」。
これはなかなか難しいことで、その苦労はこの本にも書かれています。


ただ、本書の最後に総合農林に最高の現場指導者が現れます。
僕も良く知る「森のひと」、いや好漢です。

総合農林、そしてスイス林業。
なかなか面白そうですよ! 


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2014/10/29

「集合研修とOJTのつくり方」

今までは全国一律に拡大造林、間伐推進ということで、施策の方向性、現場の方向性は分かりやすかったわけですが、これから資源の利用期となり、山から木を伐って使っていくことを考えると、どういう作業システムで行くのかサプライチェーンをどう構築するのか、また次にどういう森林づくりをするのか、(中略)そのシステムをうまく現場で使いこなせる人材育成が必要になってきたということです」(p222〜223)


というわけで、今日紹介するのはこれです。


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運営アイデア満載!!

アイスブレイク、振り返り、全方向の学び、会場の配置、スタッフミーティング、KP法、円卓会議、プログラムの「虎の巻」、事前質問づくり、共学び、リスクマネージメント
 
 
 研修効果を高め、持続させ、求める人材を育成するには、どうしたらいいのか?
 企画方法、運営方法、具体的な学びの手法はもちろん、研修成果を職場や地域に広めていくための手順など、実践的な工夫やアドバイスを求める声に応えたのが本書です。
  優れた研修やOJTの事例から、専門家・川嶋直氏、川北秀人氏(本書編著者)が学びの手法、研修現場で活用されるアイデア、ノウハウを抽出しています。ま た、林業事業体、行政機関、林業・木材業などの経営者に編著者がインタビューし、組織として事業経営として、人材育成方法をまとめました。
 紹介するツボを実践することで担当する研修事業を直ちに向上させ、優れた成果を上げることは可能です。研修・人材育成担当者の方にぜひ読んでいただきたい実践書です。
全林協のサイトより引用)

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いま、林業に求められているのは人材育成なんですよね。
「緑の雇用」が始まってもう10年くらいになるのかな。
制度もだいぶ整ってきて、いよいよ数年前から人材育成に本腰を入れて来たという感じです。


個人的には、ウチの組合に今年、新人が二人入ってきたということもあり、興味をもってこの本を読みました。

前半は研修会議のテクニック的なもので、「教えるより考えさせる」(p88)など示唆に富んだ内容になっています。
そして後半は経営者にインタビューしたもので、こちらはよりリアルな現場の声が多数あって、刺激がありましたね。

ドイツのフォレスターが日本に来たときに、「森のことは森で話そう。会議室にずーっといるのは良くない」といつも言ってました。>(p172)

その通り!

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2014/10/28

高取城石垣の草刈りしてます

ここ一週間ほど、日本三大山城の一つ高取城で伐採作業や石垣の草刈りをしています。


2年前からこの作業をしているんですが、最初の年はこんな感じだったんですね。
自慢の石垣がまったく見えない状態で観光客から不満の声が上がっていました。
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それが2年前に徹底的に草を取り除いたので、こうなりました。
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夏場はさすがにある程度草が生えるようですが、それでも草刈りの必要はないくらいでおさまっています。


この石垣の草刈り作業は今年で城壁をぐるりと一周します。
今日も雑木や葛でぐちゃぐちゃになった石垣を丁寧にきれいにしてきました。
観光客や地元の人たちから感謝の言葉をもらうのが、励みになりますね。
この作業は今週末まで続ける予定。
ケガや事故のないように気をつけないと!


日々の作業の様子は黒滝村森林組合skyteamのFacebookページで更新中です!

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