出来杉計画とは

(記、2013年4月30日)
現在、人工林や花粉症などなどなにかと印象の悪い「杉」。
でも、古来からその扱いやすさで日本人とともに歩んできたのも事実。

そんな杉をなんとかしよう!

杉のために出来る事をスギスギ(次々)やって行く計画」を開始します!

<出来杉計画活動の柱>
○林業の話題は
山仕事、林業の話題 
○チェンソーアートの話題は
チェーンソーアートの話題
チェーンソーアートの作品
○杉の葉染めの話題は
杉の葉染めの話

杉の学名は「Cryptomeria japonica(隠れた日本の財産)」。
いつまでも隠しておくのはもったいない!

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2015/08/31

架線研修2日目

本日は心配されていた天気もくもり空で架線研修開催されました。
初日の様子


今日は現場にでて、実際に線を張ってみます。

と、そこで朝からアクシデント発生。
集材機据え付ける位置が道からギリギリ遠く、据えつけようとするとユニックが傾いてしまう。
アウトリガーを張り出すと、もっと遠くなってしまうし、とりあえず研修生で荷台に乗ってみるけど、やっぱり傾く。。


で、
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斜めの「橋」を作って、そこに重さを預けながらチルホールで引っ張っていく作戦!

これがうまくいって無事据え付けることができました。


ま、これは最初から据付場所がギリなことはわかっていたので、こういう方法も想定内だったそうですが、こんなふうに現場でどうにかこうにかやってしまう、「現場力(げんばぢから)」が僕は大好きなんですよね。


普通にやってたらできない、と。
教科書通りだとできない。
こっから現場でみんなでなんとか知恵を絞って解決する。
こういうのは林業にかぎらず、仕事の醍醐味ですなー


今日の研修は滑車などを取り付けるまでで、いよいよ明日線を張り上げていきます。

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2015/08/30

久しぶりにチェンソーで製材してみた

今日はチェンソーで丸太を製材してました。

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久しぶりなんですよー。
前回はいつだったかブログを辿ってみたら、

チェンソーで製材してみた(1)
チェンソーで製材してみた(2)

と、まさかの2012年。
もう3年も経っていたんですね。。

今日半日ほどの製材で柱と垂木をゲット。
でも正直、この程度ならどう考えても材を買ってきたほうが安くつくんですよね。
狂いも少ないだろうから、モノも作りやすいと思うんです。


じゃあ、なんで僕が自分で製材するかというと、まあ、山いきなら当たり前っス、って感じなんですが、やっぱりね、
Img_2403
こうやって挽いて木肌が現れた時の「うわー、キレイ!」っていう感動を味わいたいわけですよ。
これチェンソーで挽いてるんですよ、それでもメチャきれいでしょ。

挽くたびに木の香りに包まれて、どんな木肌がでてくるかワクワクできる。
これは自分で挽かないとわからないもんね。
ま、全身木屑まみれになるけど。。。


というわけで、材料は確保できたんで、次は大工仕事だな。
さて、いったい何ができるのか、乞うご期待!

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2015/08/28

架線研修が始まった

奈良県吉野にて架線出材が表舞台から去ってどれくらいの時が流れたのだろう。
僕が吉野に来た16、7年前はすでにヘリコプター全盛だった。

それが、この材価の低下でヘリ出材ではさすがにコストが合わなくなってきたのだ。
ヘリコプター会社も3社あったのがいつの間にか1社になり、そこももういつ撤退してもおかしくないところまできてしまった。。


てなわけで、吉野地域の森林組合、事業体対象に急遽架線の研修が組まれる事になり参加してきました。

とにかく実際に張って現場でがんがんやってみよう!ということです。
初日の今日は、座学とワイヤーのアイ加工と繋ぎかた。
それに木の高いところで胴綱で身体を安定させ両手を使えるかどうかのチェックでした。
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講師の先生は、この吉野において50年以上架線を貼り続けてきた方。
72歳とはとても思えない力強さに声の張りと身のこなし。
やっぱり山いきはこうでなくちゃな。

あ、今回実際に張るのは、ホワイトボードのエンドレスタイラーではなく、ダブルエンドレスです。


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講師の先生愛用の移動式集材機。
この集材機は荷台に固定されていて、このまま作業道へ入っていきサイドブレーキを引き、スナビング式でちゃっちゃと搬出するらしい。
すごいな。。


午後からは約10年ぶりのアイ加工で変形割刺し。
スパイキを差す段階でもうわからない。。
やっぱやらないとダメだな。


で、エンドレスはロングスプライスでつなぎます。
このやり方ももちろん忘却の彼方。
なんとなく雰囲気だけは覚えてたけど。


というわけで、週明けから現場で実際に張っていきます!
雨降らんといて〜

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2015/08/23

エコ笹刃の刃数を減らしてみた

「エコ笹刃」ってなに?って人は出来杉計画歴が浅いですね(笑)
この記事を読んでみてください。

で、チップソーを再生してみた

ま、あまりお勧めできる記事ではないけれど(苦笑)。。


んでね、僕は255mmのチップソー(日本製)の使い古しに刃をつけて造林地用の笹刃として使ってるんだけど、すっごく疲れるんだよ。
なにが疲れるかっていうと、
刃が40枚もあるから研ぐのが大変なの。

40枚ってすごく多いんだよ。
それに、厚みも1.25mmあるから、研ぎがいがあるというか。。


まあ、再生して使ってるから仕方ないと諦めてたのね。
そしたら、ある方からこんなものをもらったのだ。
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刃のピッチ広いでしょー
これ一つ飛ばしに刃を削って半分にしてるんだよね。
これでもまったく問題ないらしい。


というわけで使い古したエコ笹刃でやってみた。
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といってもビビりなんで、とりあえず20%ほど刃数を減らしてみた。
いや、やっぱり振動が一番怖いんで、まずは慎重に。
んで、案の定、切れ味、振動共に問題なし。


なので、
Img_2157
エコ笹刃の40枚刃を20枚刃に変えてみた(上の写真のとは別のエコ笹刃です)
振動は、、、、大丈夫!
造林地で使う分には切れ味も変わらないし、研ぐのも楽になったし、もっと早くやれば良かった。。。


ま、チップソーからここまでやるヘンタイは日本広しといえど、まずいないだろうな(苦笑)

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2015/08/16

トビ先の修正、失敗!

長年使っていたトビの先がすっかり甘くなってしまったので、お盆休みを使って修正です!

といっても、なんの準備もせず余裕かましていたら、、、
というお話。。


Img_1952
これが修正前。
もうすっかり丸くなってしまいました。


とりあえず、焼きます。
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もうこの時点で間違ってるんだよね。
こんなやり方でもトビの柄は焼けないんだけど、すっかり干からびて痩せてしまいトビの頭が抜けるようになってしまいました。。


ま、とりあえず焼きます。
結構待つのも面倒なんで、他の作業と組み合わせたほうがいいかも。
何分くらい焼いたのか、トビ先が真っ赤になることはなかったけど、結構焼いたんでとりあえず叩いてみます!

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金床は、いつもお世話になっている林業資材屋さんから借りてきたトラックの板バネ(?)です。


焼いては叩き、焼いては叩きを繰り返します。
真っ赤に焼いているわけじゃないけど、叩くと形が変わるので、これがなかなか面白い。
んで、なんどもやるんだけど、うまいことトビの「クチバシ」になってくれないのよ。
先端が下向きにクイッとならないわけ。

トビの柄が付いたままやってるから、動かせる角度というか叩ける向きに限界があって、想像とぜんぜん違ったんだ。


で、こんな感じに。
Img_1972

変わってないように見えるけど、それは写真うつりのせいで、とんがってはいるんです。
でも、ぜんぜん下向いてないでしょ。
結構時間かかったのに、悔しいよね。。。


というわけで、わが家にはちゃんと参考書があるわけで、次回はこれを読んでから取り組むことにします。
あー、情けない。。
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2015/08/13

出来杉店! 2015年上半期ランキング

上半期というわりにはもう8月も半ばですが、、、
ま、今年1月から6月末まで、このブログから購入されたamazonの書籍のランキングを発表します!


まず、第5位から。

そうなんですよ。
僕の本です。
発売されて半年以上経ってもまだ購入してくれる人がいる。
大変ありがたいことです。
こんな表紙ですが、中身の達人が主役です。
達人の技と心にぜひ触れてください。


続けて第4位!

やっぱり売れているこの書物。
木を伐って大儲けは難しいけど、お金を稼ぐことはそれほど難しいことではない。
それを教えてくれるのが本書です。
自伐の定義とかいいだしたらキリがないけど、この本を読んで一歩踏み出そう!


続けて3位が2冊。

道具と技最新号の安全第一特集です!
正直にいうと、この特集は僕が編集部に強く強く推して実現したもの。
でもね、今回3位に入ったものの、これまでの「道具と技」に比べたらそれほど売れてない。。
一番売れた号と比べたら1/4ほど。
「怪我と弁当は自分持ちでしょ。本を読んで怪我しなくなるの?」というアナタの気持ちわかります。
でも、たった2000円ほどで22名の現場人がこれまでどんな経験をしてきたかを追体験できる。
この本はもっと読まれるべき。
僕の本も売れてほしいけど、この本にはもっと売れてほしい!


で、同数だったもう一冊は


これ読んだ人はみんな「良かった」って言ってくれます。
もちろん僕も。
スイスフォレスター研修を受けた後、この本を読み返さないといけないな、と思ったのをいま思い出しました。。


で、上半期の栄えある第1位は!

意外かな?
でも、現場で働く技術者の素朴な疑問について藤森先生が丁寧に返答してくれている良書です。
やっぱりみんな買うよね。
まだ現場に入って3年未満だとこの本の良さが十分入ってこないかも。
5年10年と現場に出ている人だったら、いろいろ思い当たる節があって藤森先生の凄さに唸ると思います。


1位の本が上半期で販売数22冊。
後半さらに伸ばしてくるか、それとも別の本が一気にのびてくるのか。
年明けの年間ランキングを乞うご期待!

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2015/08/09

ひとりごと

ひとりごとをわざわざブログに書くのも、おかしいんだけど。


森林組合で大変お世話になった元専務さんが亡くなりまして。
今の僕があるのはこの専務さんのおかげなんです。
だからちょっとだけ書くのを許してください。


僕がまだ東京に住んでいたとき、奈良県内の森林組合の就職説明会がありまして、そのとき黒滝村森林組合について説明していたのが元専務さんでした。
その説明と立ち居振る舞いが大変立派だったので、僕は黒滝村森林組合だけ受けて、そして採用してもらったんですね。

実際働き始めてからも、右も左もわからん運動音痴の僕を根気よく育ててくれまして本当に大変感謝しています。
もちろん、専務さん以外の事務の皆さんや仕事仲間あっての今の僕であることも間違いないです。


山の仕事が大変だったり、いろんなことがあっても、こんなひょろひょろで青っ白い僕を採用してくれた専務さんに恥をかかせてはいけないとがんばったものです。
たぶん僕だけじゃなくて、仕事仲間はみんなそう思っていたんじゃないかな。

専務さんにはゆっくり休んでもらうためにも、決意新たに安全第一で山仕事がんばっていかないとな!

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2015/08/05

ヘルメットを買い替えました

木登り仕事用のヘルメットを買い換えました。
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カスクのスーパープラズマPLです。
なんでこれにしたかっていうと、カスクがヘルメット専業メーカーっていうのが、心に響いたんです。
ちなみに、僕の中ではヘルメットは白!と決まっております。


これまで使ってたのはコングのやつ。
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カスクの白さが眩しいわ〜

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なんかこうしてみると、カスクのほうが一回り大きいですね。
インナーはカスクのほうがしっかりしている印象です。
見た目からしてクッション性が違うもんね


んで、なんで買い換えたのかっていうと、頭の調節バンドのダイヤルが壊れたから。
相棒は「そんな大事なとこ、壊れるはずがない」っていうんだけど、ホントに壊れたんだから仕方ない。
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まだ仕事では使ってないけど、とりあえずかぶった感じはやっぱりいい感じ。
自分のヘルメット姿がキノコみたいだけど、いずれ慣れるでしょう。


あとは、Bluetoothイヤホンマイクをセットできるようにすれば、いつでも仕事で使えます!
Bluetoothイヤホンマイクについては以前記事にしているんで、ここを見てね。

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2015/08/01

ロープを切った

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木に登って断幹作業をしていて、垂れ下がっていたロープをチェンソーでぱっつり切ってしまいました。
自分の身体を確保していたものではないので、「あ、切った」みたいな感じだったのですが、愛着のあるロープだっただけに残念。

チェンソー作業中、ロープと近いなあとは思ってたんですが、まあ大丈夫だろうと思っていたら振動で吸い寄せられるようにロープがチェンソーの方へ。


で、切ったのがロープエンドから約5mだったので、さっそくランヤードとして再利用。
なんかちょうどいいのができてしまった。


毎日暑いけど、道具を大切にして、がんばろー

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2015/07/29

黒滝村森林組合skyteamの軌跡

樹上伐採、特殊伐採の仕事は僕と相棒の大体2人でやるんですね。
で、その班をskyteamと名付けてやってるんですけど、去年あたりからだんだん忙しくなってきて、今年はそれを余裕で上回るほど。

で、大体どれくらいの現場をこなしてるのかと相棒と話していたら、なんと彼がしっかり記録をつけており教えてくれました。
さすが我が社のスーパーエース。頼りになります。

2010年 3件
2011年 1件
2012年 15件
2013年 18件
2014年 21件(75日)
2015年 15件が終了

登り始めてもう6年目ということにも驚きますが、3年目からは毎月仕事があるようになったみたいですね。
ずっと赤字だったから(初期投資が大きかった)、すっかり忘れてた。。

これまでは毎月仕事があっても大体2、3日で終わる現場が多かったんですが、今年は大規模な現場が多く一週間前後入ることも。
なので、今後は新人君に協力してもらって場合によっては3人で現場を回していけるようにするつもり。

安全第一。
これからもしっかりと頑張っていこう!

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