出来杉計画とは

(記、2013年4月30日)
現在、人工林や花粉症などなどなにかと印象の悪い「杉」。
でも、古来からその扱いやすさで日本人とともに歩んできたのも事実。

そんな杉をなんとかしよう!

杉のために出来る事をスギスギ(次々)やって行く計画」を開始します!

<出来杉計画活動の柱>
○林業の話題は
山仕事、林業の話題 
○チェンソーアートの話題は
チェーンソーアートの話題
チェーンソーアートの作品
○杉の葉染めの話題は
杉の葉染めの話

杉の学名は「Cryptomeria japonica(隠れた日本の財産)」。
いつまでも隠しておくのはもったいない!

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2016/06/24

今こそ個人輸入っ!

ボクも「EU離脱なんてないでしょ」って思ってた時期がありました。。

んで、「うわー日経ヤベー!」とか騒ぐのは、山いきとしてどうかと思います。
ここはニヤニヤしながら、海外通販サイトを渉猟すべき時なのです!


林業、山仕事、木登り関係の海外通販サイトで定番なのはアメリカが多いです。
baileys
bartlett
sherrilltree
treestuff
wesspur

ただね、ブログを書いている時点ではだいたい1ドル102円くらいで、まあ5%オフくらいなんです。
サマーセールしているところも多くて、まあお得といえばお得。


今回、特に激しく下落したのが、当事者のポンドとユーロ。
もうねこれ15%から20%オフくらいなんですわ。
普通に鼻血もんです。

honeybrothers(イギリス)
freeworker(ドイツ)

ともに、ポンド、ユーロ決済です!
freeworkerはドイツ語で書いているけど、英語表記に変えられるから一安心。

いろんな道具が売っているから、それを見るだけでも楽しいですよー。


買うのだって、難しいことないですよ。
カートに入れて、カード決済。
Amazonと変わりません。

ま、返品交換とかあったら面倒なのは間違いないけど。。。
日本よりも返品交換率が高いのは事実だし。

でも、ポンドなんて30年ぶりの安値でしょ。
ここはひとつ勇気を出しましょう。


あ、僕ですか?
惜しむらくは、今年の頭から6月にはポンドが大荒れになるから狙い目だと公言しておきながら、つい先日アメリカのサイトで爆買いしてしまったことですね。。

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2016/06/19

奈良の木の匠養成塾第一回

というわけでやってきました奈良女子大。
キャンパスの綺麗さに心躍りました。
いや、緑がキレイだって意味ですよ(意味深
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午前中は講義。
奈良県林業振興課による「日本・奈良県の森林・林業」
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いろいろな話が出てきたんですが、いくつか紹介すると。
・樽丸の技術は、広島の人が泉州の職人に教えて、黒滝村に伝わった。

・集成材の上に薄く切った化粧単板を貼ることで吉野材の価値が上がった

・吉野は長伐期のため、所得がなかなか入ってこなくて、税金が払えなかった。でもお金は必要。そのために知恵を絞った。先祖代々の土地は売ってはいけない。だから村外の資本家に木だけを売る。(借地林業)。でも村外の人は管理ができない。だから地元に管理を頼む。(山守り)

・スギの皮むきとヒノキの皮むきは違う。ヒノキはまず立木の皮を薄く剥いでから、10年後くらいに綺麗な皮を取る。これを3、4回繰り返す

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ここで午前中終わり。
ランチは有名な奈良女の学食へ。
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(写真はネットで見つけてきたものです、スミマセン。)

バイキング形式で普通にホテルレベル!
ワシの通ってた大学のAランチ(ミートパスタにコロッケが乗ってるみたいな)と違いすぎて、涙が出そうになりました。。

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んで、午後からは現地見学。
まずは、桜井市にある吉田製材株式会社。
無垢の吉野ヒノキに強みを持つ製材所です。
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原木を見て、木口から読み取れることをいろいろ教えてくれます。

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55度で乾かす中温乾燥機。
吉野材の特徴である色ツヤを生かすために中温で乾燥させているとのこと。
まず、しばらく天然乾燥させて、材の水分量を落ち着かせてから乾燥機へ。
フローリングで一週間から10日。
構造材で二週間ほど人工乾燥させる。
この熱は工場で出るバークや端材を燃やしたもの。


この他、製品まで見せてもらったんですけど、解説してくれた吉田専務の言葉から印象に残ったものを。

・現場で加工するとゴミや騒音の問題があるから、今は梱包を開けるとすぐに使える製品が希望されている。

・製材製品はプラモデル化している

・今は構造材よりも内装材が多い。首都圏だとエレベーターに乗るサイズの製品でなければならない

この「エレベーターサイズ」っていうのは僕にとってかなり衝撃でした。
このサイズでないと使ってもらえないと言います。
言われてみれば確かにその通りなんですが、このことに山側(川上)の人間がどれほど気づいているのか。
相変わらず2、3、4、6mに造材して、和室が減ったとか、大壁工法で柱が隠れたとか言ってる時代ではないように思います。

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で、現地見学をもう一箇所。
吉野へ移動して株式会社櫻井へ。
ここは化粧張りの集成材で有名です。

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ヒノキの化粧張り集成材。
このような無節の化粧単板が取れるのが吉野材の特徴。
多い時にはこの化粧柱を月産2万本生産していたが、今は3000本ほど。
毎月5000万円ほど吉野貯木の製材所から板を買っていたのに、今は減ってしまって申し訳なく思っているそうです。

なので、無垢材にもチャレンジしてみようと導入したのが、日本に3台しかないという減圧乾燥機。
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温度を上げる必要がないので、木に優しく乾燥させることができる。
木も生き物だからなるべく熱くない方がいいのは人間と同じ。

この減圧乾燥機の利点は無垢材をそのままで乾燥させることができること。
色ツヤをそのまま残すことができるし、背割りを入れる必要ありません。
背割りがなければ、柱をどの向きにでも使用できますし、芯去り材と同じように使うことができます。
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これが無垢のヒノキの芯持ち材。
すでに乾燥が終わっている状態。

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これは材の強度を図る機械。
吉野材は強度も高かったです。
やはりこれは年輪が密なのが関係しているのでしょうね。


と、こんな感じだったのですが、現地見学で2社とも強調されていたのが、いかに吉野材が良いものなのかということ。
まあ、宣伝、プレゼンといえばその通りなんですが、やっぱり良いものは良いわけで。
節が少なくて、強くて、色ツヤが良いなどなど。
2社とも吉野材に惚れ込んでいて、その良さをいかに引き出すか、いろいろと努力されていることがよくわかりました。

こういう話を聞くと、吉野特有のきめ細やかな施行方法は間違っていなかったと思えるし勇気をもらえますね!
山づくり頑張らないとな。

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2016/06/13

桑の実の季節

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息子が大好きなのが、桑の実。
こうして手を汚してたくさん集めて、美味しそうに頬張っている姿を見ると、なんとも言えない気持ちになります。

自然が豊かな地域に住んでいてよかったな、って本当思います。

そろそろ蛍も見に行かないといけないな!


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2016/06/11

湯浅勲さんの勉強会に参加してきた

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言わずと知れた京都府立林業大学校。
ここで元日吉町森林組合の湯浅さんの私的な勉強会開かれるというので、参加してきました。


参加者は大学校の生徒さんや現場で働いている人。
あとプランナーや木材コーディネーターが多かったかな。
全部で15人くらい?


いやあ、さすがに緊張したね。
あの湯浅さんだもの。
初めて「人も山もいきいき 日吉町森林組合の痛快経営術」(Amazonのリンクです)を読んだ時の衝撃といったらなかったよ。
こんなにすごい人が森林組合から出てくるなんて!
森林組合でもここまでやれるのか、っていうね。
「俺だって森林組合でやってやる!」って今でもホント思ってる。

なので、ガチで緊張しっぱなしのまま、大人しく講義を聞いていました。
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かなり駆け足の講義だったけど、俺は現場の経験とこれまで著書を読んでいるからついていくことはなんとかできました。
刺激をいっぱいもらったな。


やっぱり林業って、材木を生産するだけじゃないんだよな。
いろいろ難しいことも多いけど、本当に多いけど、やっぱ林業面白いです!



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2016/06/08

森づくり

この週末、岐阜県で山仕事をしている友人(一人親方)のところへ遊びに行ってました。
いろいろ話もしたんだけど、現場も見せてもらったのね。
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ここは彼が7年前?に間伐したところ。
今でもほどよく光が差し込んで下草や低木が生え、緑が美しい森になっていた。

彼自身も久しぶりにこの現場へ来たようで、嬉しそうに写真を撮ってたのが印象的だったなあ。

闇に光を注ぎ込み緑を生み出す。
僕の地域では密植多間伐という方針があるから、こんな大胆なことはまずできない。
彼の嬉しそうな顔がちょっと羨ましかったな。


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2016/06/02

木登り道具を爆買い

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まあ、買ったよねー、約1500ドル!
これに税金乗ってきたからねー、もう目から火が出るかと思いましたわ。

と、言ってもこれは実は3人分。
ほとんどが新人の赤シャツが購入したもの。
赤シャツは新婚なのに、さっそく無限地獄にはまってしまったようだ。。。
しょうがないな、リギングの道具代は俺たち先輩が出してやろう。
(写ってないけど、リギングロープも別にあります)

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2016/05/28

チェンソーパンツを切ってみた動画

youtubeにもありそうだけど、インスタで見つけたチェンソーパンツを切ってる@pfanner canadaのスローモーション動画

繊維が出てきてから止まるまでがとってもよくわかります。

いながらにして世界中の情報にアクセスできる。
全く便利な世の中になったものだな。



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2016/05/25

ロープ高所作業特別教育を受講してきた

今年からロープ高所作業における労働安全衛生規則が変更になったんですよね。
ロープを使って樹上で伐採をしている身として、これは絶対に受けておかないといけないと思っていたところ、友人から講習会のことを教えてもらい受講してきました。
講習会を開催してくれたのは(株)きいすとんロープアクセス技術協会)です。

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ロープ高所作業というと、樹上作業よりもビルメンや法面作業の方がメインになるようで講習内容や使用する道具もそちらよりでしたが、安衛則の改正に伴う細かい事項についてしっかりと教えてもらったので大変助かりました。

また、ともするとクライミングのシステムや樹上でのシステム、チェンソーの使い方に注力してしまって、ハーネスやロープ、器具類の点検が後回しになってしまうきらいがあったので、改めてそのあたりについてしっかり教えてもらい大変勉強になりました。

もちろん、一緒に受講した木登り仲間たちとの再会も大変に有意義でとっても楽しく充実した1日になりました。

これで7月1日からの特別教育の施行にも間に合ったし、これからも安全第一でロープ高所作業、頑張っていこうと思います!

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2016/05/21

8寸クギ

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山の道付けで欠かせないものといえば、この8寸クギ。
手袋(汚くてスミマセン。。)と比較して、その長さがわかってもらえるかと。

道作りにはこのクギが必需品。
丸太を組んで土台として道を安定させるんだけど、その丸太を組む時にこれを打ち込んで固定します。

クギが長いんで、ハンマーも大きなものを使います。
このクギ打ちが集中力必要なんですよ。
クギが長いんで、油断すると曲がってしまったり、的を外したり。

でも、こんな風に丸太をせっせと組んでしっかりとした道作りしているところって案外少ないのかな。
僕らは典型的な「大橋式」って言われてるやり方ですね。

道があると山が生き返るから、道作り頑張らないとな!

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2016/05/20

安心してください

「出来杉計画の中の人は、すっかり木登りの人になってしまったのではないか」なんて声も聞こえて来るようですが、安心してください。

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道も付けてますよ!

しっかし、身体がなまるなあ。。。


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