新神戸駅のすぐ近くにある竹中大工道具館へ行ってきました。
いつか行きたいと思っていたけれど、なかなかタイミングが合わずようやく念願叶った感じ。
林業やっている人、みんなに刺さるかというと微妙ではあるけれど、個人的には本当に素晴らしかった!
かんなの入場チケットがいきなり可愛い
林業的に思ったのは、こういう無節の美しい材を俺たちが供給しているのだという誇りと、今後も継続して供給していかなければならないという焦り。
現在、供給しているのは先人たちが植え、育ててくれたもの。
対して、平成から令和のきこりたる僕たちはうまく森づくりができていない。手入れが遅れている現場も多い。
素晴らしい職人たちに素晴らしい材を届けられるよう頑張らないといけないなと、引き締まりました。
映像資料もびっくりするほど豊富にあって、伝説の木挽き職人・林以一さんの映像があったのには驚き!
挽いてる姿や木挽きに対する考え方を知ることができて大満足
林業的にいえば木曽檜、北山杉の映像やノコギリの目立て、刃物の研ぎ方の職人たちの映像もありました。
あと、こんな感じで大工道具が美術品のように展示されています。
職人の手仕事へのリスペクトが感じられて感動ものです。
このノコギリの名前にも注目してほしいのですが、隣に展示してあった(画像なし)カンナ刃は注文した大工の棟梁がその出来栄えが凄すぎて逆に使うことができなかった逸話がありました。
これはぜひ現地で見てほしいですね。
日光東照宮の企画展も素晴らしかったし、この道具館自体の立地と建物もとても良いんです。
また来たいと思える素晴らしい場所でした。
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