出来杉計画とは

(記、2013年4月30日)
現在、人工林や花粉症などなどなにかと印象の悪い「杉」。
でも、古来からその扱いやすさで日本人とともに歩んできたのも事実。

そんな杉をなんとかしよう!

杉のために出来る事をスギスギ(次々)やって行く計画」を開始します!

<出来杉計画活動の柱>
○林業の話題は
山仕事、林業の話題 
○チェンソーアートの話題は
チェーンソーアートの話題
チェーンソーアートの作品
○杉の葉染めの話題は
杉の葉染めの話

杉の学名は「Cryptomeria japonica(隠れた日本の財産)」。
いつまでも隠しておくのはもったいない!

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2015/04/11

間違いだらけの日本林業

遅ればせながら、「間違いだらけの日本林業」を読み始めました。

まだ、読み始めたばかりなんだけど、これがもうワクワク感ハンパない。
湯浅勲さんの処女作、小田桐師範の本と並ぶ名著の予感が。


軽く引用します

「主題は、、、日本林業の諸難点を具体的に説き、今後の日本林業のあるべき姿と日本林業興隆の方途、端的に言って日本林業の「儲かる林業化」を提案することである」(p6)

 

「結論から言えば日本は林業から林業人養成に至るまで国外諸国に比して未開である。このことはドイツ・スイス・オーストリアにおいて特に痛感したが、インドネシア・タイ・マレーシアでも林業人の質が日本より高いことを知った」(p7)

 

「日本人は林業を「木を伐り、木を植えて育てること」と概念しているのに対して、ドイツ語圏人ら大部分の欧州人と東南アジア人そして私は林業を「森林生態系複合産業、つまり森林生態系総体の産業化」と概念しているのである」(p7)

 

「流行り文句に「地球にやさしく」「自然にやさしい」がある。、、、冗談ではない。地球・自然は人間にやさしくしてもらわねばならぬようなそんなひ弱なものではない」(p8)


あと、吉野林業についても一章割かれているんだけど、これがもう僕のモヤモヤを吹き飛ばしてくれるような会心の一撃なのだ。
特に枝打のところとか、ね。

また吉野で大径木伐採の際、裏技のように語られている技術が発案者の名前をとって「梶本式」として、この本に堂々と書かれていて、腰を抜かしました。。(p167)


というわけで、読み終えたらまたレビューしますね。
とりあえず、アマゾンにはまだあと2冊あるみたいですよ。
急げーー!

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2015/04/05

ロガーテープ、林業用巻尺をDIY!

造材するときに「指し棒」的なものを使っている人(所)もまだまだ多いと思うのですが、主流といえば林業用巻尺、ロガーテープ(メジャーテープ)なのかな。

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これは2月に撮ったものなんだけど、僕らはヒノキで3mのものを普段つかってます。
これはこれで後日記事にする予定。


で、ロガーテープなんだけど(ロガーテープについては北九チェンソーさんのブログをどうぞ)、6000円から10000円ほどするんですよね。
ぶっちゃけ僕の日当です、高くてとても買えません。。。


と、ウジウジしていたら、造材現場に手伝いに来てくれた若き天才仕事師くんがロガーテープを自作しているではありませんか。
さっそく作りかたを教えてもらいました。

用意するのは
◯15mから20mのコンベックス
僕はこれにしました


◯墨つぼに使うカルコ
僕はこれ



以上です。
で、さっそく制作開始!
といってもすることは簡単。
テープの先にカルコをつけるだけ。。
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強力なボンドで接着後、針金で補強、針金がチクチクするのでダクトテープをぐるぐる。
本当はもっとしっかりした針金で固定したかったけど、手持ちがなかったのでこんな感じに。


さっそく現場で使ってみたけど十分です!
ただ、これを教えてくれた人によると、ハンドルの根元を止めているピンが弱いそうです。
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その人は強い針金に代えてましたね。
僕はとりあえずこのままで使っていこうと思ってます。


費用は純正の半分以下ですが、プロが使用するのに強度が心配という人やスチール、ハスク、オレゴンのブランド重視の人は純正を使ってくださいね。
北九チェンソーさんのショップです)

以上、林業用巻尺、ロガーテープのDIYでしたー

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2015/03/29

アーボキャンプ2015やります!(追記あり)

アーボキャンプというかarborcampというか、まあ、木登り仕事に興味のある人たちで集まって楽しくキャンプしよー、という企画です。

これまで何度かやってるんです。
2011年春にやった一回目の様子はこんな感じ
そしてその年の夏にやったのが二回目

こういった集まりを毎年やっていく予定だったのですが、なにぶんバタバタと忙しくなり、声掛けだけで実現しませんでした。


でも、今年はやりますよー!

これまでも著名なアーボリストや有名ブロガーくん、そして世界に冠たるノコギリメーカー「シルキー」が参加してくれました。
今年もサプライズ、あるかもしれませんよー


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◯日時
4/25(土) 26(日)

25日は10時から始めようと思っています。
一応10時集合というだけで、遅れてきても問題無しです。
26日は夕方に解散予定です。

どちらか1日だけの参加も可、二日間参加する人はテント泊か車中泊でお願いします。
近所の方は帰宅して、翌日また来てもらっても構いません。


◯場所
奈良県王寺町陽楽山

2011年の一回目と同じ場所になります。
参加される人に詳しい場所を連絡します。

参加を希望される人はメールで連絡ください。
名前と連絡先(当日連絡が取れるもの)、参加日を書いてください。

hello.dekisugiアットマークgmail.com


◯Q & A(随時更新していきます)
・どんなことやりますか?
アーボキャンプという名の通り、キャンプ、アウトドアを楽しむような気持ちで参加して欲しいと思います。
春の日差しのもと、樹上に上がって、コーヒーを楽しむだけでも最高ですよね。
もちろん木登り道具を披露しあったり、いろいろなテクニック、技術交流もあるでしょうし、ワークショップ的なものもあると思いますよ。

・雨天時はどうなりますか?
やります。
木登りは難しいかもしれませんが、人との交流は十分できると思います。
雨天時にできることをやりたいと思います。

・食事はどうしたらいいですか?
各自用意してください。
徒歩数分のところにコンビニ(ローソン)がありますし、カフェもあります。
キャンプですので、焚き火台やバーナーを持ち込んでも調理も可能です。
その方が楽しいかな!

・お風呂って入れます?
車で10分ほどのところにスーパー銭湯があります。

・木登りしたことないけど、いいですか?
もちろん!
興味があればそれで十分です。

・友人と一緒でもいいですか?
たくさんの友人を誘ってきて下さい!

・参加費はありますか?
キャンプは地主さんの山を借りて行います。
駐車場も用意してくれていますので、その謝礼として、参加費を1000円(調整中)集める予定です。
家族での参加の場合は、一世帯1000円としたいと思います。

・バスや電車で行けますか?
無理ではないですが、できれば車で来て欲しいと思います。
どうしてもという場合は連絡ください。

・木登りはできますか? 実際に枝を下したりするんですか?
クライミング用具はぜひ持参してくてください!
いろんなハーネスやロープ、道具類を比較するのも楽しいですし、木登りできる樹はたくさんありますから、たくさん登ってみましょう。

枝おろし、いわゆるリギング作業は今回は行いません。
ですが、リギングについての疑問などありましたら、実際に道具を持ってきてもらってシミュレーションしても勉強になると思います。

・持ち物はどんなものが必要ですか?
テント泊、車中泊される人はその準備もお願いします。
会場は里山です。
オートキャンプ場ではありませんので、電気や水はありません。
各自で準備してくださいね。

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2015/03/26

道具と技vol.12でました

「自分の命を守れない者は、仲間の命も守れない」。

林業現場の最前線で働くプロたちは、いかに自分なりの安全流儀を持つに至ったのか。安全作業への思い、姿勢、実践的な安全対策を22人のプロたちに聞きました。
命を守るために譲れない絶対の流儀。信頼する道具。そして自分や職場でのケガの経験談まで赤裸々に語ります。
全林協ホームページより引用)
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というわけで、林業のバリバリ現場人22名が安全について語ります。

「なんかいつもの特集と違うなー。そもそも『道具』と『技』じゃねえじゃん」
という声があるかもしれません。
いやでもね、道具や技を語るにもまず安全、健康な身体があってこそなわけなんですよ。


で、この22名の現場人たちの体験談が語られるんですが、やっぱりというか、やっぱりね、怪我や事故をしているんですよ。
ホントに。

もうね、伝説の人、名人、ベテランでも怪我、事故をしているんです。
そしてそこから、安全に対する教訓を得たり、以後気をつけることによって今も現役で仕事を続けている。



この仕事が好きだから、好きならば、健康に1日でも長く現場に出たいですね。
自分の安全に対する意識をこの本で再確認してみてはいかがでしょうか。


あと、僕が現場で使えるスマホのアプリを紹介しています。
これは悩みに悩んでチョイスしました。
興味のある人は読んでみて〜

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2015/03/24

森の若者応援講座

こういうのいいね!
僕もそういう歳になったのだなあ。
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2015/03/21

熊本研修最終日

今日の講習は森連の皆さんの要望でチェンソーでのモニュメント作り。
使用道具であるチェンソーやカービングバーの説明をしてからさっそく開始。


で、ざっと作り終えてから、現場にいた皆さんにもカービングバーを使ってもらおう!ということで文字を彫ってもらう。
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んで、完成!
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いいね!
樹種はヒノキです。


完成後は、事務所に戻って今回の研修の振り返りとまとめ。
やっぱりとにかく結局、安全第一で作業をしようと。
そして掛け声だけではなくて、実際に現場でどう安全を実現していくか。
これが一番大事だと。


そして僕自身の振り返りとまとめは、
ついつい頭でっかちになってしまうクセがどうしても抜けなくて、もっと現場でたくさん作業をすればよかったと反省しています。。
たしかに天気も悪かったけどね。


とにかく参加してくれた一人一人が僕みたいな中途半端なヤツに意欲を持って接してくれたのが一番嬉しかったです!

至らない講師でしたが、熊本のみなさんお世話になりました!
本当にたくさんの出会いがあって、とっても楽しくまた勉強になった毎日でした。
今後もっともっと精進して、またいつか熊本に来たいと思います!

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2015/03/20

熊本四日目

今日もやっぱり予報通りの雨。
しかもザアザア降り。


でも、今日は現場へ直行!
もう一度昨日の続きのチェンソーの研ぎ、目立て工具の考察を。

そして、こちらも予報通りに雨が上がったので、さっそく試し切り。
ヒノキを切ってモサモサの木屑の出し方などを伝授。
木屑は目立てのあくまで目安ということを伝えます。


で、チェンソーの切れ味も良くなったところで間伐開始!
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現場では、オープンフェイスノッチやフンボルトノッチ、V字受け口、追い口の高さ、カフカット(ノコ目)、追いヅル伐りなどなどはどういう理屈で、またどういう時に使うのかを解説。


で、実践!
みなさん各自、考えながら作業を進めてもらいます。
これは研修、決して急ぐ必要はないですからね。
しっかり確実、安全に。


と、これで4日目終了。
鹿本森林組合の皆さんとは今日でお別れ。
お互い安全作業で頑張りましょー

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2015/03/19

熊本三日目

今日はあいにくの雨。。
ま、予報通りということで、室内にてチェンソー、笹刈刃の研ぎの講習。
午前中は、ブログの記事を使っての「なぜそう研ぐ必要があるのか」を知ってもらいます。


そして昼からはその実践。
まずはチェンソーのメンテナンス。
チェンソーの形は各社ほぼ同じ。
つまりその構造になっているのは理由があるわけで、清掃メンテナンスするときにどこに注意すればよいかを考えます。


んで、実際にチェンソーを研いでもらって、参加者の「クセ」を考察。
どうしても利き腕の差だったり、ヤスリの持ち方だったり、どんな人にもクセがあるものなので、そのクセを意識する、修正する方法を伝えます。

んま、結局チェンソーの研ぎはいいヤスリを使ってスチールの目立てホルダーを使うのが一番だと思います。


で、本日はここまで読んでもらってお分かりのように写真を撮り忘れているわけで、最後に一枚。
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夜食のTHE熊本ラーメン「天外天」
うまい! 
ニンニクの総攻撃を受けるけどね!

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2015/03/17

熊本二日目

本日のメニューは予定を変更して、街中へ移動。
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空き地にポツンと生えたセンダンです!
ちょっとわかりにくいけど、後ろのアパートぎりぎりまで枝が伸びていて、写っていない写真右にも住宅があるんです。
なので、そのままバッタンと伐採できないこともないけど、より安全に伐倒したい、との要望で木に登って枝を下ろしてから伐採することに。


ということで僕が木登り道具の説明や仕事の段取り、どうやって仕事を取ってくるかの営業マル秘テクニックまでいろいろと解説?しながら木登り枝切り作業。

皆さんにもスローラインを投げてもらったり、ロープクライミングを体験してもらいました。
スローラインは山の伐採でも威力を発揮しますからね!

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んで、こんな感じになりました。


して、研修生のみなさんで伐倒。
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バッチリでした!


それにしても今日の熊本は天気も良く本当に暑くて、ずっと樹上にいた僕はすっかり真っ赤に日焼けしてしまいました。。。

明日が雨の予報なんて信じられへんわ。

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2015/03/16

熊本研修初日

さて、熊本での講習会の初日です。
研修会場である県森連に足を運ぶと、くまキターーーーー!!!!


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くまモンの拠点に道場破り?


で、中に入ってみると、やっぱり
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くまモン強し。
だよな。


今日の参加者は県内各森林組合から10名ということで、「4つの窓」で自己紹介。
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仕事の経験がほとんどない方から、10年以上のベテランまで参加してくれていました。


午後からは、現場へ出て、さっそく伐採チェック!
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35年生のまったく手入れのされていないヒノキ山。
ツルが絡みまくって、どうしようもなかったんだけど、こういう現場ももちろんあるので、それも研修。

ここまで枯れ枝だらけだと、ロープをかけてのかかり木処理という講習も難しく、チェンソーでのかかり木の処理をみんなで考察したり、僕が実際に吉野ではどのようにやっているのか、熊本の皆さんはどうのようにやっているか、このあたりをワイワイしながら作業を進めました。


明日以降は天気を気にしながら一部予定を変更して研修を進めていきたいと思ってます。

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