出来杉計画とは

(記、2013年4月30日)
現在、人工林や花粉症などなどなにかと印象の悪い「杉」。
でも、古来からその扱いやすさで日本人とともに歩んできたのも事実。

そんな杉をなんとかしよう!

杉のために出来る事をスギスギ(次々)やって行く計画」を開始します!

<出来杉計画活動の柱>
○林業の話題は
山仕事、林業の話題 
○チェンソーアートの話題は
チェーンソーアートの話題
チェーンソーアートの作品
○杉の葉染めの話題は
杉の葉染めの話

杉の学名は「Cryptomeria japonica(隠れた日本の財産)」。
いつまでも隠しておくのはもったいない!

|

2019/11/23

生産量倍増をめざす林業機械実践ガイド 上下

 

 

 

 

ーーーーーーーー
「世界中の林業関係者が称賛!!」

 1,250以上の林業事業体、60の林業学校または大学、20ヶ国での販売実績 

  十年前、林業先進国スウェーデンである林業学校講師が1つの決断をしました。

 「北欧には、現代の機械化された木材生産・伐出作業のノウハウを学ぶ教材がまったくない」ことに 奮起、自ら教材づくりに取り掛かりました。

 延べ4,000時間を超える製作期間を経て、650点以上もの画像(そのほとんどが著者撮影)と豊富なイラストを盛り込んだ2冊の本が完成しました。

 オペレータとしての心得から機械のメンテナンス、伐採実務、木質バイオマスの取り扱いまでの幅広い内容を22の章でまとめた本書は、次の方々の日々の業務・学習の手助けとなるでしょう。

・ベテランのオペレータの学びなおし

・林業経営を安定・拡大させたい林業経営者

・より良い施業プランを目指す森林施業プランナー

・林業機械を極めたい新規就労者

・林業への就業を志す林業大学校の学生

・品質と量の安定を求める木質バイオマス事業者

ーーーーーーーーー

全林協ホームページより引用)

 

 

これ上下巻で700ページもあるんですよ!

まさに、「ザ・教科書」って感じでさすがに読むのに時間がかかってしまいました。

 

読む前の印象は「ヨーロッパの先進的なテクニックが満載なのかな」というものでしたが、それは当たっているようで違っていました。

 

まず、上巻なんですが、350ページを一言で要約すると

「仕事の経験という磨きをかけても光らないような理論上の知識は、全く使い物にならない」(p275)

これに尽きるのかな。

僕はこれを「学理に裏づけされていない経験は使えない」と解釈しました。

 

その通り、この上巻は「安全」で1、2章を使い、コミュニケーションで3〜5章、そしてメンテナンスに6、7章、環境保全や地形、土壌について

8、9章。

10章にきて、ようやく林業機械の走行技術について書かれています。

この後、作業計画などについても章が割かれているのですが、とにかくしっかりとした研究が土台となっていて、その上に技術が展開されています。

そのため、どの内容も信頼に足るものとなっています。

 

 

んで、下巻。
待っていたのは、そうこれ。

ハーベスタとフォワーダのテクニックにページの多くが割かれています。

日本にこういう技術書ってあったのかな。

僕はハーベスタで仕事したことがないんだけど、技術はOJTで伝えられていると思うんですよね。

現場に出る前の人は予習を、そして現場に出ている人で仕事が一通りできる人は技術の再確認ができる本になっていると思います。

 

フォワーダは、僕も運転することがあるのですが、経験といえば研修でやったことがあったくらい。

そんな僕に、この教科書は本当に助けになります。

どんなことに注意すべきなのか、初歩的なところからしっかり書かれていますから。

 

 

ただ、そうはいってもこの本はスウェーデンのもの。
やはりがっつり洋書といった体裁で、けっして読みやすいものはないのは確か。

翻訳は丁寧に配慮されていて、とてもよくできていますので、むしろ外国の林業の教科書ってこういうものなんだと味わっていただけたらよいかと。

 

ぜひとも皆さん、手にとってみて!

 

| | コメント (0)

2019/11/18

森林の仕事ガイダンス2019に行ってきた

大阪会場に行ってきたんですが、第一印象としてはもう各県どのブースも必死ということ。

人手がほしい、人材不足なんですよね。

これはもちろんどの業界もそうですが、ほんと厳しい時代になりました。

C9fb90335a0642f7a6bb4e0606bc00a6

奈良県もこんな感じでなんとか目立とうと!

 

そんな中で印象に残ったのは10代、20代の人がなんとなく目立つような。

それはこの広告の効果もあったと思います。

C4b0d25a46fb423dbfe0e5c2d2011b0f

これ、2人ともモデルじゃなくて、ちゃんと林業現場で仕事している方たちなんですよね!

やー、驚いた。

とってもよい広告だと思う。

そして、実際に会場に足を運ぶ若い人が増えているんだからね。

 

 

んで、僕はトークショーをやってきました。

司会進行役の葛城さんとはもう長い付き合いになるので、なんだか脱線気味の話になってしまったような気もするんですが(汗)、林業っていっても色んな仕事があって、とにかくやりがいのある仕事だとわかってもらえたらうれしいですね。

7c5f217daa144f5993218219981f7a43

んで、トーク終わりに2人で記念撮影。

やー、もう恥ずかしいわ///

 

 

| | コメント (2)

2019/11/08

森林の仕事ガイダンス2019 大阪会場に行きます

大阪で11/16に開かれる森林の仕事ガイダンスに参加しますよー

 

僕はフォレストリーダートークショーに出る予定です。

2e8f07cdc5834ece815fcd852475a5e4

ただ、会場には開始時から最後までいて、就業希望者さんの相談に乗る予定になっています。

とはいえ、フリーでウロウロしている時間もありますので、ぜひぜひ皆さん遊びに来てくださいね!

2222d45e641145ba92835d629de6c6a5

 

林業に興味のある人は、オリエンテーションを受けて、たくさんのブースや先輩たちの話を聞いてしっかりと情報収集して欲しいし、もうすでに就業している人も覗きに来てもらうと、また新たな気持ちになること間違いなしですよ。

僕もFWの若い子たちや、林業やりたい!っていう人たちと話すと初心に帰るというか、ほんと刺激受けますもの。

11/16、待ってますよー

 

 

 

| | コメント (0)

2019/11/05

2019 森林・林業・環境機械展示実演会 行きます!

3e3eb74147344641960d7eab45bd9a2d

今年は沖縄で開催ですよ〜

そりゃ行くっしょ、亜熱帯最高!

つうわけで、僕の参戦予定は初日12/14の午後。

 

いつも機会展示実演会では、いろんな人と出会うけれど今年は沖縄。

みんなも来ちゃうよね!

 

じゃ、また沖縄で!

 

| | コメント (0)

2019/10/29

ITM(林業Iターンミーティング)復活させるよ

ITMってなによ? 復活?って人は、僕の過去記事のリンクを見てみて。

第10回林業Iターンミーティング

第9回林業Iターンミーティング(1)

 

つまり、全国から林業関係者が集まって技術を学びに、刺激を受けに来る場だったんです。

いまでこそ、こういった場は全国で開かれるようになりましたが、当時(10年前)は全くなかったんですよね。

このITMが始まった頃はネットもあまり発達していなくて情報が限られており、仕事現場では「見て覚えろ」が当たり前の時代。

だから参加者達は技術に飢えていて、本当にすごい熱気だったのをよく覚えております。

 

 

このITMを令和の時代に復活させようというわけ。

当時は参加者だったけど、今回は主催側に回ってね!

 

2020年2月9〜10日、みんな空けておいて!

場所は和歌山農林大学校だよ。

お申し込みフォーム:
https://forms.gle/GwLaR3vvVv8KPGNk

17ef7053a7b640e983eb2d6c0a4cdccb

101732ee016a462fa31526dd69ccb0a7

 

 

| | コメント (0)

2019/10/23

君は円陣(ENGINE)を知っているか

なんてタイトルに書きましたが、このブログを見ている人ならもう全員知っているだろうし、ネットショップにはお世話になっている人も多いでしょう。

その円陣さんがハスクバーナのプロショップをオープンさせたんです。

B97083ec825741efa470a87baa63a609

 

4階建!

まあ、ここまでとは思わなかったよね。

ネットショップを開く前の 藤原商店時代から知っているけれど、ほんと隔世の感。

正直、圧倒されたわ。

947e1ad6d2a94df681bd2a7edd10cd09

C9057edb22e948fa93d2b23ae8b89f14

0ba2a7ba250d4e55b5d40397d9f2ec01

4c3d9b82159d4c47a069425fe1aba221

まあ、とにかく凄まじい品揃え。

そして、現在進行形で商品が増え続けているんだから、ほんと凄いわ(語彙力)

 

特殊伐採(樹上伐採)でもよく使うぺツルのコーナーもありました。

905a2b8d1880431380b0b9c5e4c3acea

328fe2c855464b32b33dd5f2c9b61019 20b1bbc3f6ea483cab50c14bd1924777

店舗の中央は吹き抜けになっていて、実際にハーネスやツールを試すこともできるんです。

 

と思っていたら、ネットショップでも特殊伐採(樹上伐採)用具や装備の取り扱いが始まったみたいです!

トゥーフェルベルガーDMMが買えるなんて、胸熱。


奈良県にお住まいの人はもちろん、近畿圏の人はぜひ足を運んでみることをお勧めします!

や、それ以外の方もぜんぜん来る価値あるよ。

94e5f816602249a39314e76e6d4dbc8f
ここは実際に試し切りなどができる防音コーナー。

僕が行った時はまだ完成していなかったけれど、もうできているのではないかな。




ただの林業機械店という枠を超えて、もうここはテーマパークだわ。

このショップが奈良県吉野にあるという現実。

ここから何かが始まる予感。

| | コメント (2)

2019/10/19

絶望の林業

売れに売れている森林ジャーナリスト田中淳夫さんの「絶望の林業」。

タイトルが良かったのか、内容が良かったのか、きっとその両方なのでしょう。

僕としても自信を持ってオススメできます!

 

 

実は、まあこの本は見送ってもいいかななんて思ってたんですよ。

田中さんのブログYahooの記事はチェックしているし、プライベートでも交流があるので(田中さんは奈良在住)、どんなかんじの本なのか想像がついたところもあり。

でも、その評判のよさを見て、手に入れてみたら正解でしたね。

 

とにかく読みやすいんです。

一つ一つがコンパクトに網羅されていて、さすがは「森林」ジャーナリストという内容。

そう、「林業」ジャーナリストじゃないんですよね。

広範囲にわたっていかに林業というものが絶望的なのか、を煽ってくるんです。

もうわざとバズらせようとしているんじゃないかと思うほど。

そして、その企みは成功していると。

装丁もとってもいいですよね、イメージによく合っていると思います。


本書の最後に、希望につながる林業像が書かれているんですが、やっぱり森林があっての林業なんでしょうね。

森林経営からの林業経営。


なんて僕も語ってしまいたくなるくらい本書のできが良いということですね。

とっても刺激的です。

耳が痛い内容も多いと思うし、そんなこともうわかっているよ、という人もいるでしょうが、これだけ林業の問題点を読みやすく網羅している本はないと思いますよ。

さあ、ここからはじめよう!

| | コメント (2)

2019/10/18

業務で使うQGIS ver.3

秋の夜長に読書に励む日々です。

林業は残業がないから、いいよね!

 

今日紹介するのは、QGIS!

 

ーーーーーーーーーーーー
林務行政、林業経営に活かせる応用事例も豊富。

便利なデータ処理、地図化、ファイル作成が今すぐに。

「ここを説明してほしい」を項目別にていねい解説。

森林経営管理制度の支援ツールとしても最適。

●本書で学ぶ主な操作解説内容

・QGISについて

・QGISのインストール

・QGISソフトの基本的な操作方法

・ファイル保存

・地図データなどの入手・準備

・ファイルの作成・変換

・座標参照系の説明

・レイヤの基本操作

・属性データの整理

・地図の作成・表示

・地図の印刷

・さまざまな機能をつかった応用事例

・長さ、面積を測定・計算する

・紙地図をQGISで使う

・さまざまな場面での応用活用

・GPS関連の操作

・GoogleEarth関連の操作

QGISデータの共有方法、オープンデータの紹介、QGIS解説サイトや質問掲示板案内など、実務に使える内容満載

全林協ホームページより引用)

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

現場オンリーの人が使う本ではないけれど、こういうの好きな人にはたまらないよね。

フリーソフトでこれだけのことができる。

それを懇切丁寧に解説してくれる書物がある。

んで、この「業務で使うQGIS ver.3」ホームページでフォローアップもしてくれる。

初心者向けの質問コーナーも充実していますよ。

 

皆さんの事務所にパソコン好きな若いコはいませんか?

いっちょやってみるかという人、いますよね。

ドキドキしながらやってみましょうよ!

なんてたって無料 ←本代はかかるよ。

| | コメント (2)

2019/10/13

アーボリスト基本テキスト

全国的に樹上伐採作業を行う人が増えてきましたね。

その基本的なテキストが発売されました。

 

 

アーボリストの国際組織・ISAがアメリカで発行した「Tree Climbers' Guide, 3rd Edition」。樹上作業者の手引き書として世界中で読まれている本です。その待望の日本語版が本書です。
「『ロープを使って木に登る』、『樹上でチェーンソーやノコを扱う』、『重たい枝や幹を吊り下ろす』といったアーボリスト、特殊伐採の作業は、どうすれば安全に行えるのか」
「樹木を痛めないように枝を切断して健康を維持するには、どのようにすると良いのか」
ISAでは、数十年間にわたり数多くの研究と現場実践を重ねてきました。本書はその実績をもとに、「なぜその作業方法か」「なぜ危険か」を示し、安全で適切な樹上作業の原則を300点を超えるカラーイラストで分かりやすく解説しています。

また、ISAやATIの認定資格試験のための学習ガイドでもあります。章ごとにキーワードや練習問題が設けられており、理解を深めるのに役立つ構成です。
全林協ホームページより引用)

ーーーーーーーーーーー

タイトルをよく見て欲しいのですが、これは『樹木管理技術』について書かれています。

木に登る手順や、その道具について書かれているわけではないんですね。

樹木を管理するために必要な技術としてロープ、ノット、クラミング、リギングについても書かれていますが、樹木の生態や安全管理にも多くのページが割かれています。

まさに教科書といった体裁。

これだけで仕事ができるようにはなりませんが、時に立ち返る場所として手もとに置いておきたい書物です。



最近は動画やSNSで勉強して、樹上伐採で使われる道具や技術を取り入れる人も増えてきました。

それでは表面的な部分を真似る以上にはなりにくいように思います。

ぜひ、こうした基本書を手に取って、そうした道具や技術の背景や土台というものを学んでほしいな、と思っています。

 

そうして、みんなで安全第一で取り組んでいきたいですね。

| | コメント (0)

2019/10/11

吉野高校でチェンソーアート授業をしてきた

このタイトルでブログを書くのはもう何回めかな。

地元の吉野高校には林業系の学科があるんだけど、3年生にチェンソーで椅子作りを教えてます。

もう10年くらい続いているかも。

造園の仕事についた卒業生が連絡をくれたりと、縁というのはどう繋がるかわからないですね。

De74ace239884201b82a3128a233706a

今年の生徒は5名。

この10年で生徒さんもだいぶ減ってしまったけれど、その分みんな作品の仕上がりがよくなってきてるんじゃないかな。

| | コメント (0)

«FOREST JOURNALを読んでみた